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October 09, 2010

ドタバタしながら広島へ。広島に着いてもドタバタ。

 10月の連休中の10月10日に広島で「しまなみアイランドライド」というサイクリングイベントがあって、それは本州尾道から四国今治まで6つの架橋を渡って、200kmの距離を往復するという、スケールの大きなものである。
 コースも変化に富んでおり、それになんといっても「200km」という距離が魅力的だ。これは一回くらいは参加してみたいなあと思って、エントリだけはしておいた。そして一応その連休の休暇は確保しておいたのだが、…困ったことが生じてしまった。
 9月末にロングライドをしたのだけど、その時に左足の膝を痛めてしまった。原因はつまらぬミスで、サドルのセッティングを平地仕様に高くしたまま、坂の登り降りを繰り返したため、膝をやっちゃったわけである。サドルは高くすればするほどスピードが出てくるが、そのぶん坂での膝の負担が大きくなる。ここの調整って、難問だよなあ。

 まあ膝を痛めても、経験上安静にしておけばそのうち治るのは分かっているんだけど、どうやら「しまなみアイランドライド」の日には治りそうにはない。痛んだ膝かかえて200km走るのは、あらゆる意味で無謀に思えるので、参加は断念しておいた。

 しかし、海上の橋を渡りながら200km走る「しまなみアイランドライド」がどうにも気にかかる。そして10月10日の天気予報は晴れである。膝の回復を待って来年の「しまなみアイランドライド」に出るという選択もあるが、その日が晴れているとは限らない。一期一会という言葉もあることだし、とりあえず行ってみるかと考え、行くことを決意した。

 ただし前日に決めたので、全てはドタバタ。だいたい泊まる宿がない。尾道はこの一大イベントがあるため宿が空いているわけはない。周辺の都市でみると福山に空宿があったので、そこを予約。翌日はなんとか尾道に空宿があったので、そこを予約してとりあえず宿はGET。それから尾道に行く手段であるが、公共交通機関を使うと、どれを使っても複雑かつ面倒なので車で行くことにした。

 9日土曜は午前中にさっさと仕事を済ませて、尾道に向けて出発。いったん熊本に出てそれから高速に乗り一路ひたすら広島へ向い、午後4時半に尾道市役所前でサイクリングの受付を済ませた。それから2号線を使って福山の宿に到着した。とりあえずここで、一段落。

 さて宿に着いたわけだが、飲まず食わずでここまで来たので腹は減っている。なにか美味いものを食いたい。
 広島で美味い店といえば、やっぱり「吉鮨」だな。駄目モトで電話してみると、ラッキーなことに席はあるとのこと。では1時間後の7時くらいにお願いしますと言って、福山駅へ行った。

 …駅に着いて、路線図をみて愕然とした。
 広島駅って福山から無茶苦茶遠くありません? 同じ広島県なのだから広島市―福山市間は近いだろうと思っていたが、あとで調べると熊本市-福岡市間とほとんど変わらない距離があるんですね。こりゃ1時間は無理だなと思ったが、ありがたいことに福山―広島間には新幹線というものが通っており、これを使えば6時半には広島駅に着くことができた。

 吉鮨には6年前に訪れたことがあり場所は知っていたのだけど、それから新しく移転したそうで、「中町のパン屋のアンデルセンという店から、和菓子屋の梅坪の方向に通りをしばらく歩くと左手にあります」とのことだった。この説明はじつに的確であり、また観光地図にアンデルセンは載っていたので、そのアンデルセンさえ見つかれば容易に吉鮨の位置は分かる。
 しかし私は観光地図の位置にアンデルセンをみつけることができなかった。私の知っている「パン屋のアンデルセン」は、天神のデパートの地下にあるパン屋さんであり、ショーケースなり店等にパンを並べている店だと認識していた。そういう店を自力で見つけることはできずに、結局人に聞いて、初めて何度も前を通りすぎた立派なレストランみたいな店がアンデルセンと分かった次第。
 これもあとで調べて分かったけど、アンデルセンって広島が本店だったんだな。

 それやこれやで、なんとか吉鮨にたどり着く。
 吉鮨はまずは酒の肴が素晴らしい。繊細にして精巧精緻と称すべき、素材に工夫がされた肴が次々に出てきて、酒がとんでもなく飲める。6年前に来たときも、際限なしに飲み、今も肴と鮨と酒の美味さが記憶に残っている。

 しかし、明日は4時半起床、5時半宿出発、6時半サイクリングスタートというハードスケジュール。際限なしに飲むわけにはいかない。
 極上の肴、極上の鮨をツマミに、ここは鋼の精神力を発揮して、ビール1本、酒3合のみに止め、あとはお茶で我慢をして明日に備えることにする。

 う~ん、せっかく広島に来たのだから吉鮨でもっと飲みたかったなあ。吉鮨だけ目当てにまた広島に来てみようかな。

 会計済まして、新幹線で福山に戻り、宿に着いたのは午後10時半。明日は早いのでさっさと寝らなければならない。福山の宿は温泉施設が附属しているのがウリでそれも楽しみにしていたのだが、入る時間もありゃしない。
 着くまでドタバタ、着いてもドタバタの広島であった。

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