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September 03, 2010

最低のサイクリング(延岡~宇目)

 夏休みを消化していないので、9月いっぱいまでにどこかで休みを取る必要がある。
 天気予報をみると、9月3日(金)は終日好天のようだ。それならばこの日に休みをとって、ひさしぶりに自転車でロングライドをやってみようかと突然思い立った。
 ただ9月とはいえまだ暑いので南方面はとても行く気はしない。西方面は何度も行ったことだし、今回は北方面を目的とする。北川から県境を越え、竹田まで出て、それから長湯経由で山を越えて、由布院に入り、そこで温泉につかって一泊というプランを立てる。130km以上走れるし、それだけ走ると温泉もさぞ気持ちよかろう。そして翌日は由布院盆地をぶらぶらと自転車で散策(ポタリング)して、その後は阿蘇か別府かに泊まることにしてみた。

 さて、朝出発前に自転車を点検すると、ペダルを回したときクランク近傍から異音がする。ボトムブラケットが原因かとも思ったが、トルクレンチで締めあげても音が消えない。クランク軸そのものになにか異常が来ているようだ。前にもボトムブラケットがいかれたばかりだし、どうにもカンパのコンポは故障が多い。スーパーレコードは信頼性高いはずだが、だめじゃん。
 自転車の心臓部に異常があるままロングライドはできないので、EPSはあきらめて、久しぶりにクロスバイクCambiagoの出番とする。EPSより巡航速度は1~2割は落ちるが、ロングライドには問題ないバイクである。

 ボトルケース、サドルバック等の備品をEPSからCambiagoに移し替え、さあ出発。
 9月になったとはいえ、外はまだまだ暑い。ただ、25km以上の速度で走っていると風はかならず吹くわけで、いわば扇風機を抱えて乗っているようなものなであり、気温ほどにには暑さは感じない。

【宮崎大分県境】
1

 順調に県境に到着。
 ここからは豊後大野までは峠越えになるので、気合いを入れて行こう。

【パンクしちゃったよ】
2

 しかし宇目町に入ったところで後輪がパンク。
 タイヤを調べると、小さなガラス片が刺さっていた。どこかで拾ってしまったらしい。とりあえずガラスを取り除いて、チューブの交換を行う。そしてハンディポンプで空気を入れる。クロスバイクの大気圧はけっこう高いので、タイヤがカチカチになるまで空気を入れねばならないのだが…

【あれれ】
3

 なんたることぞ。空気を入れてるうちにバルブが折れてしまった。何度も空気を入れるうちにバルブとリムの穴がカチカチ当たってその衝撃で折れてしまったようだが、…その程度で破損するようじゃあ、空気をたくさんいれられない。
 次のスペアのチューブを使って空気を入れるが、このチューブが駄目になるとアウトなので、バルブに負担がかからない程度にしか空気は入れられなかった。
 空気圧の低いタイヤではリム打ちしやすいので、とてもロングライドに自信はもてない。朝のEPSの故障といい、パンクといい、パンク修理の失敗といい、なんだか自転車の神さまが今日はロングライドはやめとけと言ってるように思えてしまう。もうこれ以上進むことはあきらめて延岡へ引き返すことにする。
 そして、25kmほど走って和田越トンネルを越えたところでやはりチューブがリム打ちしたみたいで、後輪がパンクしてしまった。パッチ当てて修理する気力も起きず、延岡市に入っていることもあり、サイクリングそのものをあきらめることにした。

【輪行袋登場】
Bag

 最初から輪行を予定している場合はきちんとした輪行袋を使用するほうが適切であるが、アクシデントに備えての携帯用輪行袋は小さい方が便利である。
 オーストリッチL-100は、ペットボトルケースにも収納できるほどのサイズであり、場所・重さともサイクリングの負担が少なく、なかなかの優れものだ。
 ただこの輪行袋、使い方が難しい。輪行袋というものは、自転車をバラしたあとに、袋のなかにフレームを立てて入れて、その両脇にタイヤを置いて、それから袋を閉めるという単純な作業で使用できる。しかしL-100は試しに使ったとき、フレームを入れてしまうと、タイヤを入れる余裕がなくなってしまい、タイヤを入れる場所がなくなってしまった。まさか袋は2ついる? そんなことはないはずだが、この製品には説明書もついていない。私は使い方について考え込んでしまった。そして袋をよくみると、絵が描いてある。出来の悪い鳥の絵のようであるが、どうやらこれが自転車の収納法のようである。この形に自転車を組み立てて、それから袋に入れれば、なんとか使えそうだ。

【自転車組み上げの図】
4_2

 こういうふうに、立てたフレームに備えつきのバンドでタイヤを固定する。
 そうなると先の鳥の絵に似た感じとなる。
 このコンパクトな形になれば、下から袋をかぶせてたくりあげれば、輪行袋に自転車を収納できる。ただしフロントフォークは袋から付き出るが、もともとそういう仕様なんだろうなあ。

【輪行袋収納後】
6_1

 延岡市内なので、バス停にいればそのうち適切な路線のバスがやってくるとは思われるも、待っているのは暑いので、タクシーを携帯で呼んでさっさと家に戻ることにする。

【タクシーに】
5

 自転車は輪行袋に入れさせすれば、飛行機・列車・バス・タクシー、なんにでも載せることができる。Cambiagoは元々小さめのバイクなので、タクシーのトランクでなく、後部座席にでも収容可である。
 さんざんな目にあったのち、とりあえずは家へと着く。


 家についたのち、まずは故障しているEPSを田中サイクルに修理に持っていった。クランク自体がおかしくなっている可能性があり、その場合は部品そのものを交換しないといけないかも、とのこと。そういうことになったら、シマノの電デュラに全セットそっくり変えてしまおう、と心に固く誓う私であった。
 そして、Cambiago用の28サイズのチューブを購入。Cambiagoには明日も由布院で走ってもらわないといけない。
 それとチューブへの空気入れトラブルへの対処も教えてもらう。
 チューブのバルブ部は元々破損しやすいところであり、ハンディポンプはバルブ部に負担がかかりやすいので、空気を入れるときはバルブ部がなるべく動かないように注意しないといけないそうだ。そのため、トラブルを避けるためにはフレキシブルチューブのついたタイプのものの方がよいとのことで、最近はそちらのほうが人気が高いそうである。さっそく注文しました。

 以上をすませて、クロスバイクを輪行袋ごと車に詰め込んで、車で由布院へ再出発。
 なにしろ既に宿はとっているので、結局は由布院に行かねばならない。
 自転車については、あらためて明日ポタリングを楽しむことにしよう。

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Comments

えらい災難でしたねえ。
ついてない事柄は重なることがままあります。

しかし、カンパニョーロしかもスーパーレコードのクランク回りが
取り替えなければならないほど酷い状況とは想像がつきませんね。
カンパファンの私としては、是非購入された販売店での点検をお勧めいたします。

携帯ポンプは確かにフレキシブルチューブ付きが安全で楽です。
でも、CO2ボンベの方がもっと楽ですよ。

Posted by: itijouji1969 | September 08, 2010 01:26 PM

EPSは修理に出したところ、クランクはずしてグリスを塗ったら異音がなくなりましたので、部品自体がいかれていたわけでなく、一安心しました。ツールドフランスでも使うようなコンポが、そう簡単に壊れてしまっては、私が相当ひどい扱いしていたことになりますし。

ただ、Cambiagoのアルテグラはまったくのno troubleですので、私としてはシマノのコンポのほうに信頼感持っています。
ギアチェンジの感触は、カンパのほうが滑らかなので、好きなのではありますが。

Posted by: 管理人 | September 08, 2010 06:36 PM

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