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September 25, 2010

中九州ぐるりとサイクリング(2日目):由布院→牧ノ戸→阿蘇登山道→南阿蘇

 由布院の夜は雨が降っていたけれど、朝になれば雨はあがっており、外に出れば、洗い流されたようなきれいな青空が広がっている。
 それでは南阿蘇に向けて、サイクリング開始。

【由布院展望レストラン】
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 由布院は盆地なので、まずは坂を越えて盆地から脱出しなければならない。
 その坂の終了点に、展望レストランがあり、由布岳がよく見える。

【水分峠】
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 阿蘇・日田・由布院を結ぶ交通の要所、水分峠が最初の峠となる。
 交通の要所だけあって、数年ほど前まではドライブインやガソリンスタンドがあって、それなりに賑わっていたのだが、たぶん大分自動車道の開通の影響から寂れてしまい、閉鎖してしまった。
 水分峠は、九州屈指の観光ドライブロード「やまなみハイウエィ」の始点でもある。

【コスモス】
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 水分峠からは飯田高原に向けて、ずっと下っていく。
 途中で九重連山が見えてきた。コスモスも咲いていて、これはいい風景である。

【飯田高原】
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 水分峠からの下りの底が飯田高原。壮大な草原が広がり、日本離れした風景を楽しめる。ここから小刻みなアップダウンを繰り返しながら、長者原へと着く。

【昼食休憩】
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 長者原の「レストハウスやまなみ」で、昼食休憩。
 ここの名物は、豊後牛を使った「九重夢バーガー」だそうで、けっこう美味そうである。しかしそんなものを食ってしまっては、これからの牧ノ戸越えのときに胃が苦しくなるのは分かりきっているので、それよりは消化の良さそうなトーストセットにしておく。

 今日は天気がよく絶好のドライブ日和なので、オートバイがたくさん走っており、長者原にも20台以上駐輪していた。しかし自転車には、やまなみハイウエィ、それに阿蘇を含めて、合計5台にしか会わなかった。世は自転車ブームというけど、まだまだオートバイのほうが人気が高いみたい。

【牧ノ戸峠】
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 昼食を済ませてカロリーを補給し、長者原から牧ノ戸峠までの、300mの登りに入る。
 やまなみハイウエィは観光道路であり、また冬は凍結することから、傾斜は全体的に緩く、それほど力は要しない。淡々と漕いで行くうち、牧ノ戸峠に到着。
 牧ノ戸峠は標高1330m。出発点が海抜0mであるからして、2日かけて1330mを登りきったわけだ。

【ススキ原】
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 牧ノ戸峠から阿蘇まではずっと下り基調であり、その長い距離を、由布院からコツコツと稼いできた高度をはきだしながら進んでいく。
 ミルクロードと合流するあたりは、ススキが一面に生えており、それが風に揺れるさまは、まるで波が立つ、ススキの海のように見える。
 ここは、阿蘇を代表する名所だ。

【城山展望所】
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 やまなみハイウエィで阿蘇外輪山を下っていくとき、途中にあるのが城山展望所。阿蘇全景を一望することができる。
 阿蘇は盆地であるが、まんなかに内輪山というものがあるので、南阿蘇に行くにはあれを越えねばならない。まだまだ頑張らねば。

【阿蘇】
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 ようやく阿蘇盆地の底に着く。
 広々とした阿蘇谷の風景。その奥に、寝観音と称される阿蘇五岳が屏風のように立っている。

【阿蘇登山道路入り口】
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 やまなみハイウエィを走り終え、国道57号線に入ってしばし進み、阿蘇駅のところが阿蘇登山道路の始点である。ここから600mの登りが始まる。
 阿蘇登山道路は、阿蘇のヒルクライムイベント「阿蘇望」のコースとしても使われている。阿蘇望に出るような人たちならこの坂をアウターでガシガシと登っていくのであろうが、私のような脚力不足のお気楽サイクリストは、インナーでゆるゆると登っていくことにする。

【草千里展望所】
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 ゆるゆると登っていき、阿蘇登山道路最高点の「草千里展望所」に到着。
 噴煙をあげる中岳、草千里、烏帽子岳を一望のもとに見渡せる、絶好の展望台である。

【阿蘇登山道】
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 草千里展望所からは白水までずっと下り道となる。
 阿蘇登山道路は、このように山のなかの平地をぬって走っていく、いかにも山気分にひたれる道だ。

【白水】
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 阿蘇登山道路はここで国道325線に出て終了となる。ここが阿蘇盆地の底なので、ここからは阿蘇のなかはフラットな道になるはずだが、本日の宿は山の中腹にあるので、しばらくすればまた登らねばならない。

【「華もみじ」への坂道】
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 本日宿泊の宿「華もみじ」は、南阿蘇外輪山の中腹に建てられているので、宿に着くには最後の頑張りをせねばならない。
 しかしこの坂が、今日のサイクリングで一番の劇坂であり、またグリップの利きにくい悪路であったため、途中で自転車を漕ぐのを断念。残りは、押して登っていくことにする。

【「華もみじ」玄関】
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 なにはともあれ、なんとかたどり着きました「華もみじ」。
 この宿も観察カメラがあるみたいで、たどりついたときには宿スタッフのお迎えあり。「いらっしゃいませ」ではなく、「お疲れ様でした~」の挨拶。
 たしかに、疲れた。

【「華もみじ」露天風呂】
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 最後にきつい思いをするのは分かりきっていたのに、なぜ「華もみじ」にしたかといえば、それはなんといってもこれ。
 この旅館の露天風呂は、展望がじつに素晴らしいのである。
 阿蘇は、阿蘇の盆地と阿蘇岳を一緒に望むのが、一番よい風景となる。しかしそれにはある程度の高さが必要になり、そういう高さにある宿は、阿蘇では希少である。
 「華もみじ」では、その風景を思う存分望むことができるのだ。

 そして、風呂には缶ビールもサービスでついている。
 この絶景を眺めながら、水分を失った身体にビールを行きわたらせると、幸福いっぱいの気分にひたれる。これだから、サイクリングはやめられない。
 …って、昨日も同じようなことを書いたな。

 ………………………………………
 本日の走行距離 110.7km

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