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August 22, 2010

鹿児島おいしい一泊二日(3)【過酷な鹿児島市】

 二日目、せっかく鹿児島市に来たのだから、ぶらぶらと外を歩きたいのだが、この息をするのも苦しくなるくらいの暑さのなか、とてもまともに出歩く気はしない。
 こういう時出かけるべき目標は、行って涼しい気分にひたれるところ。
 そうなるとやはり水族館であろう。鹿児島市には大規模な水族館「いおワールドかごしま水族館」があり、ここくらいしか今の気候では行く気はしない。
 ホテルを出発し、水族館前の駐車場に車を止める。

 車から出て、最初の感想。
 暑い、熱い、痛い、それに煙い。
 鹿児島市は暑さの質が違う。なんといっても太陽光線の力が違う。太陽の光が、暑いとか熱いのでなく、痛いのだ。日の当たるところを歩くと(…以下略。)

 なにはともあれの結論。今年の夏の鹿児島市は過酷である。
 駐車場から水族館入口までの100mちょっとの道を歩くだけで、風景が揺らぐがごとき感じられ、あまりの暑さに本気でめげそうになった。冗談抜きに息も絶え絶えの気分でなんとか水族館にたどりつく。そして玄関をくぐれば、現代の文明の利器エアコンのおかげで、館内はとても涼しく、生き返るように気分にひたれる。ああ、もうエアコンなしには生きていけない。私も立派な(軟弱)文明人。

【ジンベイザメ】
Whale_shark

 かごしま水族館の名物、大水槽のなかを泳ぐ「ジンベイザメ」。
 エイや、カツオ、マグロなどの他の魚は雑魚とばかりの態度で悠々と泳ぐ、迫力満点の大きな魚である。これでまだ子供というから、大人に成長したジンベイザメの成魚ってどこまで迫力あるものなのだろう。

 そのほか見どころの多い水族館で2時間くらい過ごして、それから外に出るが、駐車場までの暑いこと。そして直射日光に照らされていた車のなかのまた暑いことといったら。
 クーラー全開で街中まで行き、昼は「紫光」にて鮨を食う。お任せで頼んだ鮨のうちのいくつかを。

【シンコ】
Shinko

 シンコは三枚づけで。
 この時期のシンコはかなりコハダの味に近くなっていて、季節の推移が鮨からも分かってくる。

【鮪】
Tuna

 中トロは三厩、大トロはアイルランド産。
 どちらもこの時期の鮪としては天晴れなばかりの味の濃さ。
 紫光の鮪はいつ食っても、上物である。

【鯵】
Aji

 鯵は裏巻きで。
 関西風の鮨であるが、これもなかなかの美味。

 昨日の「のむら」の鮨は酒の肴に特化したようなオリジナル性の高いものであるが、紫光の鮨はもっと普遍性に富んだもので、本道に近いもの。こちらのほうが鮨をがっつり食った、という気にはなる。
 どちらの寿司店も、優れた個性を持つ、鹿児島市の名店である。

 鹿児島市、おいしい一泊二日であった。
 …それにしても、暑かったし、煙かった。

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