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July 08, 2010

映画:アイアンマン2

 兵器会社社長のトニー スタークは絶対的ともいえる戦闘力を持つパワードスーツ「アイアンマン」を開発し、それを自称「平和の維持」のために、活躍させ、じっさい世界に平和をもたらしている。

 しかし、核兵器なみの力を持つ武器を一個人の所有物にしていいとは、当然政府は思わず、政府はトニーに「アイアンマン」を政府の管理下におくように要請し、トニーは公聴会で諮問を受ける。

 アメリカンヒーローであるトニーは、「自分が正義であり、自分がその絶対的な武器を所有し、活動することこそが世界全体の利益になる」と、まさにアメリカという国家がかねてから言っているようなことをそのまま主張する。
 アメリカは個人が武器を所有することに関しては鷹揚な国であり、トニーの主張を覆えさせることができず、結局「アイアンマン」はトニーの所有下のままになる。

 政府よりも、また軍部よりも強い力を持つトニーは、自らの趣味である平和維持活動を楽しみつつ、自分の会社も興隆を遂げさせ、順風満帆の人生を送っているようだったが、…しかし、内なる危機、外からの危機にさらされているのであった、てな話である。

 「アイアンマン」は、主役トニー スタークの、どんな驚異的機械でも自分で作成できる、その作成した機械を強引に自分で操る、そしてハチャメチャな結果を生み出す、との過程が魅力なのであるが、…今回もそういう筋なのであるけど、1作目のほうが設定がより無茶だったので、あちらのほうが面白かったなあ。
 まあ、あんまり深く考えて観るような映画でもなく、約2時間まったく退屈させずに観ることもでき、米映画のこの種の「観せる技術」はさすがにたいしたものである。

 さて、この「アイアンマン2」、役者の格からいえばトニー演じるロバート ダウニー Jr.よりも、また準主役のミッキーロークよりも格上の役者が、謎の組織のメンバーとして二名でてくる。そのうちの一人スカーレット ヨハンソンがアクション担当の役で、生身では(たぶん)一番強い者として活躍している。

【アイアンマン2:スカーレット ヨハンソン】
Scaret_2

 「レザースーツを身にまとい超人的な体術を用いて、敵をバッタバッタと倒していく強い美女」というキャラは、マトリックスのトリニティを嚆矢として米画の定番となっているようで、いろいろな作品がつくられているわけだが、

【マトリックス:キャリー アンモス】
Carrie_annemoss

【イーオンフラックス:シャーリーズ セロン】
Xeon_2

【ウルトラヴァイオレット:ミラ ジョボビッチ】
Ultraviolet_2

 これらの先輩たちから比べると、どうもヨハンソンは違和感を感じてしまう。
 「レザースーツの格闘美女」というものは、なんというか、身体の凹凸の少ない、モデル体型の人がやるから、身体の動きがシャープになり、速度感あふれる、切れ味鋭い動きが楽しめる。
 しかしヨハンソンはどうみても「ぽっちゃり系」の役者であり(まあ身体は相当しぼったようだが)、殺陣の動作が、一瞬ずつ遅れるような鈍重感を感じてしまい、動きの鮮やかさを楽しめなかった。せっかくトップクラスの役者を使っているのに、なにか使い方を間違っているようで、もったいない気がした。

 ……………
 アイアンマン2 公式サイト

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