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May 23, 2010

和食:5月の無量塔

【無量塔】
Entrance

 由布院でも雨は降っており、無量塔の庭は新緑が雨にしっとりと濡れて、情緒深いものとなっていた。
 部屋に入り、風呂にのんびりとつかったのち、食事処にて夕食を。
 「無量塔の夏」と題された5月の料理は、初夏を迎え味が濃厚になってきた野菜をふんだんに使ったものであった。

【鰻と生揚げ野菜】
1

 パプリカにズッキーニにナスなどの、今が旬で味も香りも豊かな野菜に、これも味の豊かな鰻を合わせて、初夏の食材の力強さを感じさせる料理から始まる。

【椀もの:地鶏のウド捧書巻き】
2

 先の料理が洋風な雰囲気のものであったのに対し、こちらは和風かつ地元風。
 蓮根擦流しの控えめの味の汁に、ウドの独特の野趣味豊かな香り、ウドのシャキっとした食感と弾力ある地鶏の食感の組みあわせを楽しむ。

【ワラビ豆腐】
4

 ワラビの載った豆腐というのみならず、ワラビの輪切りも入っている豆腐である。豆腐を噛むうちワラビのぬめり感も広がってくる。口直しにふさわしい、清新な感じを受ける小品である。

【鍋:黒豚野蒜味噌煮】
5

 月変わりの鍋は黒豚をメインに白味噌で煮立てたもの。
 黒豚ってけっこう出汁の出る素材みたいで、黒豚の脂の香りと旨みが満ちている。これに負けじと、味の濃い野蒜や根菜、玉葱もともに煮られ、賑やかな味と香りが印象的である。
 以前の無量塔の地鶏鍋を髣髴させる、ストレートで分かりやすい味だな。


 夕食ののちは蛍でも見に由布院盆地に下りようと思ったが、雨がまだ降り続いているので没とし、おとなしくTan’s Barにてカクテルを飲む。
 Tan’s Barも夜は宿泊客専用になってから、ほんとに閑散としているなあ。宿の狙いとしては、「落ち着いた」とか「静か」と称すのが正しいのだろうけど。

 Barで飲んだのちも、また部屋に戻って飲む。
 リビングで飲んでいるうち、リビングの奥に隠し部屋を発見。というか茶室である。前来たときは、なにしろ部屋全体が広いので、気がつかなかった。
 無量塔では「楽」の部屋にも茶室があるが、あれは食事処として使われている。「昭和」の茶室はなにか使い道があるのであろうかと、あとで尋ねてみたらちゃんと使い道があるそうだ。
 「昭和」は大人数で泊まることがあるので、そのときにイビキをかく人がいたら、他の人を安眠させるよう、この部屋に寝てもらうとのこと。茶室変じて隔離部屋となるわけだ。無量塔に泊まるさいに、メンバーに大イビキの人がいるなら、「昭和」の部屋がお勧めです。

【リビング 奥に茶室】
Tea_room


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