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May 07, 2010

山で見かけた不思議物件

 世の中にはうろうろと歩いていると、なんでこんなところにこういうものがあるのであろうと不思議に思う物件に出くわすことが多い。
 ただ、不思議と思うのはじつは自分だけで、きちんと種明しをすると、不思議でもなんでもなかったということもよくあることで、それはそれですっきりとした気分になれる。
 今回はそういう不思議物件を紹介。

【大崩山の不思議物件】
1

 昨年大崩山に登ったとき、祝子川登山口から歩いて2~3分のところにこういう妙なものがあった。
 あまりに妙なので、いったいこれは何であろうかと、立ち止まって考えてしまった。
 二つの覗き穴があるからにはそれが観察の窓口であるはずだが、それが何の役に立つのかよく分からない。
 もしかして双眼鏡?とか思い、この穴を覗いてみたが、真っ暗で何も見えない。
 スイッチを入れると中で明かりがついて、立体登山案内画像でも出るのかもとか思ったが、スイッチの類はなにもなし。
 わけが分からないものは叩いてみれば何か分かるかもとか思ったが、オール金属製のモノを叩いてもこちらが疲れるだけである。

 それで結局そのときは覗き穴から中を覗いたのみで、以後そのままほっておいたのだが、……

 今回、初めてこの物件の意味を知った。

【説明図】
2

 新たに設置された説明図を読んで分かるように、この物件は登山者の数のカウントの機械だったわけである。
 覗き穴が二つあるのは、この二つを時間差で横切った物体があれば、どちらの穴を通ったのが先かで、登山者と下山者とを判断でき、それで登山者・下山者の数を計算していたわけであろう。
 そして大崩山の登山者は大多数がこの登山口を利用するので、登った人と、下った人との数を突き合わせることで、遭難者の可能性を早めに判断できるというわけだ。
 よく出来た機械である。

 私はそれなりに多くの山は登っているけど、このような登山者カウントの機械はここでしか見たことはない。しかし、これってよく考えられた優れものの機械である。
 登山の安全のためにも、このような機械はもっと全国的に普及してよいのではと思った。

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Comments

意味が分かってすっきりですね。
それにしても、この計器の穴から覗いたり、なぞったり、叩いたりと周りをウロウロしている姿を想像すると面白いです。
この機械はウロウロしている管理者を、登山者・下山者どちらと識別したでしょうか?
それとも不審者と識別したでしょうかしら(笑)

Posted by: ちらり~ん | May 10, 2010 05:21 PM

たぶんこの機械の使い道が分からない登山者が私同様に多かったので、このような看板が立てられたようです。しかし2メートル離れて歩かないと、一人として識別できないとのことですので、まだ機械の精度は改善の余地ありです。
山というのは本来は人工物の少ないところですので、こういう人工物がいきなり現れると、妙に感慨深いです。
大崩山には山頂近くに飛行機の残骸がありますが、これも興の深いものです。

Posted by: 管理人 | May 10, 2010 06:08 PM

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