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May 02, 2010

サイクリング:延岡~宇納間~諸塚~椎葉~国見トンネル~五ヶ瀬~延岡

 来月宮古島で行われるサイクリング大会に参加を予定している。
 案内のHPを見ると、島一周の平らな道160kmを1日で走るコースになっている。これには時間制限があり、6時間半以内、つまり平均速度25km以上で走らないと足切りにあってしまう。
 せっかく出るのだから、順位はどうでもいいとして、完走はしてみたい。

 私はサイクリングは、山なり峠なりを根性で登りきってあとは下るだけどいう安直なものばかりやっており、フラットなコースを同じような速度で巡航して走る、いわゆる一般的なサイクリングはほとんどやっていない。
 だいたい1日160kmという距離も未知の世界だ。体力的に可能かどうかも、じつはよく分からない。
 それで宮古島大会、ぶっつけ本番というのもなんなので、とりあえずはフラットなコース160kmを平均速度25km以上で走れるかどうかの予行練習をしてみることにする。

 ただそうはいったものの、そのようなコース自体が宮崎県北で見つけることが難しい。平地の多い県南と違って県北は山国であり、どこを走ってもすぐ山に突き当たるので、フラットなコースが乏しい。あえて言うなら海岸沿いの国道10号線を宮崎市まで行って帰ってくればフラットで160kmというコースになるのだろうが、あんな車がいっぱい走っている幹線道路を自転車で走る気はさらさらない。

【今回のサイクリングコース】
Road_map

 とりあえず宮崎県の地図を見て練習コースを検討する。
 県北ではフラットで長い道は川沿いにしかない。それで延岡からは北川から五十鈴川に沿って宇納間へ行き、それから美郷に抜けて耳川に沿って諸塚村経由で椎葉に入り、椎葉からは国見トンネルを通って五ヶ瀬町に抜け、それから五ヶ瀬川に沿って延岡に戻れば、距離は160kmを越えるし、フラットな道も多く経験できる。これが県北では最良に近いコースのようだ。
 ただし標高700mの国見トンネルを通って、九州脊梁山地を縦断するというルートはよく考えると、フラット主体の宮古島のコースとは似ても似つかぬ気はするが、そこは深く考えないことにする。

【宇納間神社】
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 北方から黒木に抜けて、それから五十鈴川に沿って宇納間神社への平らな道を行く。ここの道路は広くて車も少ないので、延岡近郊の自転車行の好スポットとなっており、延岡のローディがよく走っている。
 宇納間神社がいちおうそのフラットな道の終了点。

【美郷町】
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 宇納間神社から美郷までは和田峠を越えねばならず、ずっと坂を登って行くことになる。和田トンネルを抜けると、このように広々とした風景がひろがっている。

【和田大橋交差点】
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 和田大橋を越えたところで、国道327号線に進路を変え諸塚村を目指す。

【耳川沿いの道1】
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 諸塚村に到る耳川沿いの道は二車線で広く、また車の通行量も少ない。
 道は平らで走りやすく、自転車のためにあるような素晴らしい道である。
 こういう道を走ると、「自転車王国宮崎」とか宮崎県を宣伝したくなる。

【諸塚村】
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 327号線を快適に飛ばして、諸塚村へ到着。
 けっこうにぎわった街で、ベスト電器まであった。
 ここを真っすぐ椎葉村へと進んでいく。

【耳川沿いの道2】
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 国道327号線は諸塚村から椎葉に到る道は緩やかな登り道となり、徐々に高度を上げて行くことになる。
 耳川には巨大なダムがいくつも造られており、なかには建設中のものもある。

【五ヶ瀬への道】
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 下椎葉に入ったところで、国道265線に向きを変える。
 阿蘇~蘇陽~椎葉村を結ぶこの国道は以前は本格的山岳道路で、狭く曲がりくねった難路であったが、今は全域で新道になっており、見違えるように走りやすくなっている。
 ここから400m弱の登り道となり、脊梁山地を越えるべく国見トンネルを目指す。

【国見トンネル】
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 椎葉と五ヶ瀬を貫く国見トンネルに到着。今回のサイクリングではここが最高点である。五ヶ瀬と椎葉を結ぶこのトンネルは1996年に開通したが、それ以前は椎葉村へ到る道はいずれもひどい難路であり、椎葉村はまさに九州の秘境であった。ヤマメ釣りに凝っていた頃、そのひどい道を使って椎葉ダムまで行っていた私としては、隔世の感とまでは言わないが、少しばかりの感慨にふけってしまう。

【国見トンネル内部】
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 その便利な国見トンネルであるが、自転車で通る分にはまったく便利でないことが判明。
 トンネル内は道幅が狭いので自動車は自転車を追い抜くとき、隣の車線にはみ出ることが多いけど、国見トンネルは写真の通り、真ん中にポールを立てて車線を区切っているので、自転車を追い抜くときは走行車線をそのままで追い抜くことになる。普通車ならそれでもいいが、大型トラックなどにギリギリ横を抜かれては、自転車走行者としては命の危険を感じるであろう。
 それで後ろから車のライトが届いたら、すぐに自転車抱えて歩道に逃げることにした。3km弱のトンネル内で追い越した車は二台だけであり、交通量の少なさには救われた。

【五ヶ瀬鞍岡町】
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 怖い国見トンネルを抜けてからはずっと下りであり、そのまま265線を行くと馬見原で218号線に合流することになる。それでは面白くないので、鞍岡町で鞍岡赤谷線に入り、峠を越えてから218号線に合流することにする。

【鞍岡赤谷線(県道202号線)】
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 鞍岡から五ヶ瀬三ヶ所へのショートカットルートでもある鞍岡赤谷線は、峠を二つ越えて行く山のなかの林道であった。
 この道を走ると五ヶ瀬町が山深いところであることがよく分かる。

【笠部トンネル】
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 鞍岡赤谷線の最高点は笠部トンネルであり、ここまでけっこうな高さを登ってしまった。感覚的には国見トンネルなみの標高はあったような気がする。

【五ヶ瀬町】
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 笠部トンネルからは下り道となり、五ヶ瀬町の中心部、雲海酒造やコンビニ、ガソリンスタンドがあるところの交差点に出て、ここで国道218号線に合流。
 ここからは少々の坂を登って行って、津花トンネルに着いたところが国道218号線の最高点。津花トンネルからは熊本方向であろうが、宮崎方向であろうが、どっちに行っても下り基調の道となる。

【日之影川】
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 青雲橋から旧218号線に下りて、五ヶ瀬川沿いの道を走ることにする。
 5月には日之影川には名物のコイノボリが川いっぱいにかけられていた。
 もう日も暮れようとしているが、まだまだ残りは35km以上ある。

 とっぷりと日が暮れたところで延岡にようやく到着。
 168.5kmの道のりを7時間25分にて走破。160kmは無難に越えたけど、平均時速は22.7km。う~ん、あと2.3kmも足りんな。これは宮古島の本番は完走は厳しいか。
 ま、あと1カ月あることだし、ぼちぼちと鍛えていくことにしよう。

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Comments

このコースに比べれば、宮古島なんて真っ平らと言えるんで大丈夫ですよ~。
100kmの高低図はHPにありますが、追加の60kmはこちらです。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=a9b59e71ee7d0874d1425c436b7a86a0

宮崎から五ヶ瀬往復するローディーもいますよ。
http://ameblo.jp/m32848019/

Posted by: itijouji1969 | May 06, 2010 03:10 PM

宮古島、いよいよあと1ヶ月です。まあ、なんとか完走できるんではという気にはなってきました。あと数回、ロングライドの練習してみたいと思っています。それと、このルートラボ、じつにいいソフトですねえ。コースの高低差の概要が非常に分かりやすいです。今度サイクリングの計画を立てるときにさっそく使ってみます。

HARUさんのページ、とても楽しそうなサイクリングでうらやましい。
それとそこに載っていたルートラボみると、県北に入ると、やはり見事に山ばかりになっていますね。

Posted by: 管理人 | May 06, 2010 08:43 PM

但しルートラボはトンネルを考慮していないようですね。
だから国見峠なんか、とんがってます。

だけど、事前情報としては坂が険しいと思った方が
実際行った時に楽に感じるので良いかも知れませんね(笑)

Posted by: itijouji1969 | May 07, 2010 09:14 AM

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