« 洋食:Brosよしむら@熊本市 | Main | 和食:無量塔の春 »

February 13, 2010

寒いだけの大船山

 今年の冬はひさしぶりに寒波の襲来が続き、日本全国どこでも雪が降っているのだが、九州は2月に入り、その寒波がそれてしまい、ずっと春なみの暖かい日が続いている。
 本日雪山を目当てに久住山を登る予定を入れていたのだが、これはろくでもないことになってそうだ。
 とりあえず九重に行ってみる。

【牧の戸峠】
Makinoto

 標高1400mの牧の戸峠は、九州で最も雪の積もる峠であるが、見事なくらいに雪がない。12月末から1月にかけて九重の山は雪がどっさりと積もったはずだが、ここ2週間の暖かさのせいで雪は全て溶けてしまったみたいだ。これでは久住山に雪はまったく期待できない。
 しかし幸か不幸か本日は久々の寒波がやってきているので、冷たい風に吹きつけられて霧氷は育っている。霧氷なら楽しめそうだ。しかし久住山には樹は生えていないので霧氷はない。予定を変更して、霧氷目当てに大船山に登ることにする。

【坊がつる】
Bougaturu

 長者原から雨ヶ池経由でまずは坊がつるへと行く。予想はしていたが、坊がつるには全く雪はなく、枯れ草のみ広がる枯淡の風景。
 坊がつるから見上げる大船山は、稜線上に美しい霧氷が見える。

【稜線から見る大船山】
Oohune

 坊がつるに居たときには空は晴れていたが、登るにつれガスが湧いてきて視界が悪くなる。このガスは寒波のせいで非常に冷たく、稜線上は氷点下10度以下の世界。風が顔に当たると痛くなる。

【大船山山頂】
Sumitt

 大船山は標高1786m。この高さでも雪は残っておりません。
 大船山山頂に着くと、ちょうど東稜線から上がってきたばかりの人と会った。
 「どうでしたか」と私は尋ねる。
 「だめです。少しだけです」
 「2月というのに残念ですね」
 「ここでこれなら、あっちはもっとも駄目でしょう」
 「そりゃそうでしょう」
 と、九重の山のことを知っている者しか分からない会話を交わす。

 とりあえずその「少しだけ」の風景を見に、東稜線を降りてみる。

【大船御池】
Miike

 寒い日が続くと、大船山の山頂湖である御池は全面的に結氷して美しいのであるが、本日は5分の1くらいしか氷が張っていない、半端な姿。
 氷の端に足を乗せると、とても薄い氷であり、パリンと割れてしまった。
 これではスケートは無理です。まあ元々する気はないのだが。
 ちなみに久住中岳の下にも同じ名前の火口湖の「御池」があり、紛らわしい。そちらの御池はこっちの御池より標高が低いので、結氷した池を見たいときは大船山に登ったほうがよい。

 山頂に戻ると、先にもましてガスがどんどん湧いてきて視界がまったく効かず、なにがなんやら分からん状態になっていた。稜線をたどって北大船山に行く気も起きず、さっさと下山することにした。
 なにやら寒い目にあっただけの大船山登山であった。

【北千里ヶ浜】
Kitasennri

 北大船に寄らずに坊がつるにそのまま下ったので、だいぶ時間が余ってしまった。
 またも予定を変更し、法華院温泉経由で北千里ヶ浜に寄る。ここは山に囲まれた広い窪地なので、吹き溜まりの雪が残っているのではと淡い期待をしたのだが、着いてみれば霜柱だらけの凍った荒れ地であった。
 ここからすがもり峠を越えて、長者原へと下山。

 今年の冬は凍った大崩山、霧氷の大船山と、まったく雪のなかの登山を経験できていない。
 3月に寒波が来るのを期待して、リベンジの予定でも組んでみようかな。

|

« 洋食:Brosよしむら@熊本市 | Main | 和食:無量塔の春 »

登山」カテゴリの記事

Comments

ご無沙汰しております。

ツール・ド・宮古島2010のツアーを組んでおります。
もし興味がおありでしたら、資料をお送りしますので
私にメールいただけませんでしょうか?
ついでに連絡先、電話番号等お教えいただけると幸いです。

Posted by: 輝ける黄昏を目指して | February 17, 2010 03:08 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 寒いだけの大船山:

« 洋食:Brosよしむら@熊本市 | Main | 和食:無量塔の春 »