広島でスキー(恐羅漢、大佐)
広島の恐羅漢スキー場は、雪さえあれば変化に富んだ面白いコースをいくつも滑ることのできる魅力的なスキー場である。今年のドカ雪のおかげで、恐羅漢は全コースオープンとなり、これは楽しめそうだ。
熊本市のスキー道具店から、広島恐羅漢行きの有志を集めるメールが届いたので、それではと行くことにする。
広島行は、メンバー4名。店のワゴン車で行く。
今年は雪が多いので、スキー場に遊びに行く人が増えており、店主は板のメンテナンスに追われ、夜遅くまで仕事をしている。私が店に着いたのが夜の12時近くであったが、まだ預かった板を磨いていた。これに加え、週末は九州のスキー場に道具のレンタルおよびレッスンに出るわけで、この時期大忙しで大変である。
さて、夜1時に広島に向けてGoということになるが、…おや店主もメンバーに加わっており、広島にスキーに行くとのこと。せっかくの稼ぎ時なのに、店主仕事せんかいとか言いたくなるが、これほどまでにドカ雪が降ったならば、なにはともあれ滑らねばならないというスキーヤーの魂が、仕事などさせないのでしょうな。
恐羅漢スキー場は見事な雪の積もり方。
ちゃんと樹氷も出来ている。
恐羅漢名物は、やはりカヤ畑コース。右側のコースは中ほどが崖になっており、マジに垂直に切り落ちている。
ここをスキー板を真下に向け、重力に身をまかせて飛び出し、雪を切り裂きながら一気に滑り下りると、その快感から誰しもカヤ畑コースの魅力にとりつかれてしまう。まあ、たいていは途中で転んで、雪まみれになってしまい、快感もへったくれもなくなるのだが。
上から見るとこんな感じ。
コースがスパっと切り落ちています。
恐羅漢スキー場は、非圧雪のコースが多く、コブがよく育っている。
コブとの果たしなき格闘が、また恐羅漢の魅力でもある。
昼食はレストハウスにて。
店主によれば恐羅漢の名物は、「びっくり海老カレー」だそうで、それにする。
大きな有頭の海老が3つ。カリカリに揚げられて、カレーに乗っている。
ビールによく合いそうな料理であるが、午後も滑るのでビールはぐっと我慢する。
午後いっぱい滑ったのちは、民宿「あるぺん屋」に宿泊。
芸北エリアの民宿を熟知しているスキー店店主は、料理の美味い民宿を宿に選ぶことにしている。
「あるぺん屋」は、たしかに料理がなかなか良かった。鴨鍋や、自家製チーズなどが名物。
名物には、さらにどぶろくがある。
自家製であるが、密造酒というわけではなく、ちゃんと酒造の免許を持っているそうだ。
翌日は大佐スキー場へと行く。
大佐スキー場は、大佐山頂上まで圧雪車が入っており、頂上までスキーコースがある。
ただし予算の関係か、リフトは途中までしかかかっていず、頂上までは通じていない。それゆえ頂上までは途中から歩いて登らねばならない。
山登りじゃないんだから、べつだん頂上まで登らねばならない理由もないのだが、ついつい登ってしまう。
頂上まで来ればさすがに眺めがよい。北は日本海側まで見渡すことができます。
大佐の名物は、やはりチャンピオンコース。
傾斜30度の幅広い圧雪コースは、高速で大回りターンをしながら滑ると、爽快感みなぎります。
二日間さんざん滑りまくり、さすがにもう結構となったところで終了。
広く長いゲレンデはさすがに滑り甲斐があります。
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