サイクリング:オリンピアロード→長野峠→桑ノ原
延岡市から上祝子に向けて祝子川沿いに進む県道207号線は別名オリンピアロードと名付けられている。これは旭化成のマラソン選手がここで練習しながら、オリンピックに出場できることを目指したことに由来しており、じっさいランニングに使うには勾配が強く、ハードな道であり、ここで毎日走ると相当に鍛えられそうだ。
ランニングには根性がいる道であるが、自転車にはちょうどよいくらいの勾配が続く道なので、快適なサイクリングロードである。今日はここを通って、長野峠を目指すことにする。
祝子川ダムまで来ればいったんはオリンピアロードの坂は終わりで、ダム周囲をめぐる平坦な道となる。
背後には大崩山がすっくと立っている。昨日はあそこに登ったわけであり、その秀麗な姿を見ていると今日も登りたくなるが、本日はサイクリングである。
ダムに来てすぐに下赤への分岐が現れる。長野峠に向けて、祝子川と別れて、ここを進んでいく。ちなみにここからしばらくは15%を超える劇坂が続く。
本日のサイクリングの一番の目的は、この山肌に沿ってまっすぐスカイラインに伸びている坂。以前にここを車で通ったとき、あまりに姿の良い坂だったので、次回は自転車で登りたいと思ったのだ。
山の坂はたいていはくねくねと曲がっており、いったい全体がどうなっているかもわからず登ることが多いが、こういうふうにまっすぐに長く伸びて、空と交わる終点を見ながら登れる坂道は案外珍しいのである。
そういう坂は歩いて登るならきついだけだし、車なら何の感慨もわかないだろうけど、これが自転車で行くのならば、こいだ分だけ終点が近づいてくるのが分かる、やる気を起こさせてくれる、いい坂なのだ。
まあ、自転車乗りにしか分からない感覚だろうな。
その姿よき坂を登りつめると、ちょっとした広場となっており、資材置き場となっていた。振り返れば、大崩山の美しい山容を望むことができる。
このあとは、軽いアップダウンがあるくらいで、やがてこのルートの最高点の長野トンネルにたどりつく。ここからはずっと下りだ。
長野トンネルから道なりに下れば下赤橋に出るのだが、以前ここを通ったとき見つけることのできなかった「桑原山登山口」を探しに、途中で左に曲がり、桑ノ原へと向かう。
以前は祝子・桑ノ原分岐点で祝子方面に向かってしまい、その結果登山口を見つけられなかったわけだが(なにしろその方向に桑原山が見えているので、つい行ってしまう)、今回は桑ノ原へと向かう。途中で登山口を無事発見。いずれ、ここから桑原山に登ってみよう。
林道を降りた終点は桑ノ原交差点。ここは宮崎大分の県境である。
ここで国道326号線に合流し、あとは延岡に向かって国道を走るのみ。
本日の走行距離:77.6km
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