寿司:光洋@12月
昨日くらいから今年初の本格的な寒波が九州に到来し、真冬の冷え込みとなっている。
都城に居たころは、こういうときは霧島を見ると白い雪を被っていてたいそうきれいだったのだが、延岡から眺める山々は標高が低いせいか、冠雪はしていない。それでも空気がぐんと澄んでいるので、いつもより、山が近く、鮮やかに見ることができ、これはこれできれいだ。
本日は仕事が早く終わったこともあり、宮崎に出て光洋で寿司を食うことにする。ひと月ほど訪れていないので久しぶりだな。
肴は鯛、青柳、藁焼き鯖、サヨリの炙り、河豚の白子、茶ぶり海鼠、鱸の兜煮などが出てきて、いずれも美味。特によく太った鯛は絶品であり、旨味の広がり、身の弾力、申し分なし。
昨日も白子焼きを食ったわけであるが、その時は12月は白子もまだ時期ではないなあとか書いたが、これは立派な白子。味も豊かであり、まろやかな食感もよろしい。ようするに旬うんぬんよりも仕入の問題であったか。
鮨を食うと、いつもとシャリの食感が変わっている。米粒が口のなかで形をくっきりと主張し、それから崩れ、ネタとともに一体化していく。前はふんわりとした繊細系のシャリだったけど、力強い系統に変わっている。うん、私はこっちのほうが好みだ。
店主によれば米の種類を変え、かつブレンドにしたとのことで、いろんなことを考えつく人だなあと感心。
さんざん食っては飲んで、自分だけいい思いをするのもなんなので、職場にお土産を持って帰ることにする。いつものちらし寿司であり、やはりいつものごとくに美しい。
このお土産は私の職場では伝説の存在になっており、たまたまその日に夜勤をしている人しか味わうことができないので、いつかそれに当たることを待ちわびている人も多いとか。
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