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November 14, 2009

Bar:Tan’s Bar@無量塔

Tans_bar

 夕食を終えたのちは、無量塔のBar、Tan’s Barにて酒を飲む。

 Tan’s Barは、無量塔の玄関であり、象徴である。
 空間の贅沢な使い方、奥ゆきある抽象画、調度品の細部へのこだわり、太い木材から伝わる重量感、それらが全体として、無量塔ワールドという独自の世界をわかりやすく形成している。
 たぶん無量塔の魅力を伝えるうえで、最もその実践的な力があるのは、宿のどの部屋よりもTan’s Barであろう。

 ただし、その広告的存在でもあるTan’s Barには問題点が一つあり。
 Tan’s Barは以前はopenなBarであったのだが、今は夜になるとこのBarを使えるのは宿泊客のみという、宿泊者専用のBarとなっている。おかげで以前に比べBarが静かで落ち着いた雰囲気になり、またsmokerが激減しており、居心地がたいへんよくなっていて、宿泊客にとってはいいことだらけなのだが、…書いていると、たしかにいいことだらけで、なにも問題ないな。

 いや、問題点があった。
 無量塔の周囲には「祥泉」や「泰葉」といった、評判のよい宿がいくつもある。そういう宿に泊まり、夜にBarに行きたくなったとき、せっかく近くに素晴らしいBarがあるのに、そこには入れず遠くの湯布院中心地まで出なければならない。
 これらの宿に泊まる人の客層と、無量塔の客層はかぶるところがあるであろうから、それらの人がTan’s Barに立ち寄ることにより、無量塔の魅力を知り、次は無量塔に泊まるようなこともけっこうあったのではと、宿の広告戦略的にはなにかもったいないものを感じてしまう。

 まあそういうことは百も承知で、宿側はそうしているのであろうから、客側がどうこういう話ではないのであろう。じっさいのところ、宿泊客にはメリットしかないわけだし。


 夜は宿泊客専用のTan’s Barであるが、昼はカフェとしてopenになっている。湯布院中心地から離れて場所であるが、人気スポットとなっており、いつもにぎわっているそうだ。
 無量塔の魅力は知りたいが、泊まるのはちょっと…という人には、是非ともお勧めの場所である。


 ところで、無量塔には一棟、Tan’s Barに負けないサロンを持っている宿がある。
 「明治の別荘」がそれで、すごく広いリビングには対面式のカウンターバーがあって、ソファもテーブルも立派なものがある。
 どう考えてもミニパーティを行うための宿であり、いつか人数を集め、楽器を持ちこみ、酒飲みながらどんちゃん騒ぎをやるのが、私のひそかな夢だ。(←やったらぜったい怒られるって)

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