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September 26, 2009

映画:南極料理人

 地の果て南極大陸のさらに果ての高地で、地質研究のために、世間から隔絶された約1年半の日々を送る8人の男たちの物語。

 私の職場の関連施設が、南極基地への砕氷船航行に乗り込む人員を定期的に供給している。南極はロマンそそられる地であり、その航行はけっこう人気があり、参加するには競争率が高いそうだが、そのロマンの地南極も、さすがにそこで1年半過ごす気を起こす人はほとんどいないのでは。

 この過酷な任務に参加した者は、(1)南極の研究が好きでたまらない人 (2)職場に無理やり命じられた人 の2種類に分けられる。(1)の人たちはいいとして、(2)の人たちはだんだんとストレスがたまっていき、人格が崩壊しかけるわけであるが…それでも、人格の崩壊を食い止め、チームの機能がなんとか維持できたのは、堺雅人演じる料理人が日々つくる料理が美味しく、食事が生活の芯として厳と存在しえたからである。

 じっさい、この映画で供されている料理は、どれもどれもとても美味しくみえる。たとえ、ゲテモノ料理寸前の伊勢海老の巨大な海老フライでさえ。ましてや、南極の氷上で燃料をぶっかけて燃やしてつくったローストビーフなんて絶品の美味さに思える。
 これを食うためだけにも南極に行く価値はあるのでは? (ないない)

 料理とは、美味しいものとは、人はまともにし、人を幸福にする。
 あらためてそのことを知らせてくれる良作であった。

南極料理人 公式サイト

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