9月の鮎@由貴亭
延岡は鮎のよく獲れる所であり、当然いろいろな店で鮎は出るわけであって、6月~8月と鮎を食べ歩いていた。それぞれの店で鮎の仕入れに違いがあり、それぞれに特長があるのだろうけど、結局一番気に入った店は、「由貴亭」である。
店主は、鮎は獲れたてに限ると、早朝から鮎を釣りに行き、その日に獲れた鮎を店で出すというこだわりの持ち主である。まったく、鮎は獲れたてに限ると私も思うのであって、そのような鮎が美味しくないわけはない。
季節は9月となり、そろそろ鮎の時期も終盤を迎えつつある。鮎のサイズはどうなっているのであろうかなどと思いながら来店。
本日店主は五ヶ瀬川と三川内川(北浦)とで鮎を釣ってきたのこと。それではと各川の鮎を一匹ずつ塩焼きで頼む。
鮎は食べている水苔で香りや身の味が異なってくるので、川によって当然微妙に違いがあり、達人は鮎を食べるなり、産地の川を当てることができるとかの話があるが、さて私にそれが分かるだろうか?
結論からいえば、分からん。
香りの強さとか、脂の乗りの良さとか、そういうのは分かるので、総合的な美味さの違いは自分なりに判断はつくが、香りについては、「鮎の独自の香り」とか感じられず、川によってどういう違いがつくのか見当もつかない。
店主によれば、獲れたところによって微妙に味は変わってくるのは事実であると。しかし、川ごとに違うのみならず、川の瀬によっても(早い瀬のものが一番おいしいそうだ)違ってくるので、鮎を食って産地の川を同定するのは、相当に困難な技とのことだ。
話に伝わる達人って、ほんとにいるんでしょうかね?
それはそうと、やはり延岡の9月の鮎は美味しいのであった。
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