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July 07, 2009

映画:スタートレック

 エンタープライズ号乗組員の主役たち、カーク艦長、スポック、マッコイらの、若き日の邂逅と成長を描いた映画。

 私たちには、宇宙に対する憧れがあり、宇宙を覗いて見たい、宇宙のなかに身を置きたいという願望を誰しも持っているのだが、我々の生きている時代には、その望みの一部をかなえてくれるであろう宇宙旅行は普遍的にはなりえず、宇宙に飛び立つことは一般人には無理である。ならば、せめてもの疑似体験として、映画館の大画面で、宇宙を感じたくなる。

 SFは米映画が主流となっており、宇宙を舞台にした映画は米国製のものばかりだが、そこでの映画は、宇宙を背景に使ったチャンバラ劇(スペースオペラというのが正しい言葉か)か、ホラーもの、サスペンズものばかりであって、「宇宙」を知ることのできる映画は、「2001年宇宙の旅」くらいしか、すぐれたものを私は知らなかった。

 しかし、スタートレックは、さすがに「2001年」ほどの傑作ではないが、それでも久しぶりに「宇宙」を堪能できた良作であったと思う。

 異空間から突如突き出てくる敵役宇宙船の禍々しい造形の迫力。宇宙空間の港に集う巨大な戦艦の規則的な配列。暗い宇宙に散らばる味方船の残骸。惑星を救うために一人小型宇宙船を駆る老スポックの孤独な姿。
 絶望的なまでに広大な宇宙空間のなかに、宇宙は謎をいくつも秘めていることを、次々に映像は語り、映画を見ていて、宇宙の魅力を十分に感じることができる。


 エリック・バナ演じる敵役の船長を葬り去り、物語の事件は一件落着となる。この事件の解決の功で、艦長となったカークは、スポック、マッコイらを引きつれ、エンタイープライズ号最初の航海へと出発する。
 その宇宙への旅立ちのシーン。未知なるものが無尽に存在している宇宙への探索、わくわくする高揚感を余韻に残し、映画は幕となる。

 いい映画であった。続編も計画されているようで、楽しみである。


 スタートレック 公式サイト

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