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February 28, 2009

2月のサーラカリーナ

 天気図を見ると、典型的な菜種梅雨の等高線になっていて、ぐずついた天気の日が続いている。週末も天気予報では、雨が降るようなので自転車での遠出は無理みたいだ。それでは、買いたいものがあったこともあるので、福岡に出て、買い物ついでにサーラカリーナで食事を楽しむことにする。

【アンティパスト】
Antipasto

 パルマの生ハム、五島の鯖の燻製、焼きハマグリ、黒米、穴子のフリット。
 いつものごとき、白い皿をキャンパスに画かれた、水彩画のような美しさ。

【鮑】
Abalon

 前菜は、鮑を焼いたものに、鮑の肝と白インゲンのピュレを和えて。
 純粋に鮑の美味さを引き出すような焼き加減が素晴らしい。白インゲンの香りも、鮑とよく調和しています。

【パスタ1 カラスミ】
Deied_mullet

 カラスミの味が、パスタそのものの旨さをさらに引き立てています。

【パスタ2 アンティチョーク・生ハム】
Artichoke


 
ほろ苦い、少し変化球っぽい味つけのパスタ。流れとしてはこれでいいと思う。

【パスタ3 白アスパラガス・トマト】
Whiteasparagus


 
 今回の白眉のパスタ。白アスパラガス、それにソースから立ち上る香りが尋常でない香ばしさ。このパスタばかりは、今井シェフが小走りで駆けて来て、テーブルに置いてくれました。パスタそのものの食感、ソースの味の奥深さ、白アスパラの歯ごたえ、すべてが素晴らしい。

【北海道の子羊】
Lamb

 パスタシリーズを一休みして、メインの肉料理を。

 この店は素材にとてもこだわっており、そのこだわりが分かる良質の子羊。かみしめると、じみじみと肉そのものの旨さが口中に広がる。

【パスタ4 浅蜊と蛤 】
 Clam

 〆のパスタは浅蜊と蛤。
 浅蜊の個性をより重視したもので、まず潮の香りを感じ、よく煮込まれた浅蜊のスープが存在を強く主張している。コースの〆のパスタとして、ふさわしい出来。


 全コースを通じての、京都の和料理にも似通った、研ぎ澄まされた、完璧さを追求するような、緊張感のある料理は、もはやイタリア料理という範疇を超えた、今井シェフの独自の創作料理に思えます。
 本日も、十分に今井シェフの芸術のごとき料理を堪能させていただきました。

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Comments

サーラカリーナ
素敵なイタリアンレストラン
有名ですね

流石
美味しそう
からすみのパスタ美味しいですね

Posted by: ryuji_s1 | March 09, 2009 10:42 AM

サーラカリーナは福岡の宝のようなレストランです。ミシュランに載るなら、二つ星以上は確実だと思います。

福岡に行くことがあれば、是非ご来店を。素晴らしい時間を過ごせること確実です。

Posted by: 管理人 | March 09, 2009 07:57 PM

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