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December 13, 2008

ディナー@サーラ カリーナ(福岡市)

 福岡市に買い物に出たついでに、夕食はひさしぶりに浄水通りのイタリア料理店サーラカリーナにてディナーを楽しむことにする。福岡市の繁華街はすでにクリスマスバージョンであり、チカチカする電飾があふれていたけど、洋食屋であるサーラカリーナもクリスマス風の飾りつけをしているかと思ったら、いつもの落ち着いた佇まいであった。

 食前酒はキール。食事はいつものごとくアラカルトで頼む。

【アンティパスト】
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 サーラカリーナといえばまずはこれ。
 盛り付けの美しさは、さまざまな色を散りばめた印象派の水彩画のよう。
 食べての感想は見たものと同様。いろいろな小さな料理がおのおのの個性を発揮しながら、互いに干渉しあい、一枚の鮮明な絵を描くがごとき調和を達成しています。

【前菜 生ハムの盛り合わせ】
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 上がパルマ産生ハム。左下はミラノ産サラミ、右下がイベリコ豚のサラミ。
 店の実力は生ハムを食えばよく分かるといわれているけれど、この店の生ハムはいずれも良質で、保存状態、切り方もよい。とくにイベリコ豚は脂肪の熟成具合がよく、複雑にして奥行きのある味が楽しめる。

【パスタ1 甘鯛・カラスミ和え】
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 甘鯛のしっかりした歯ごたえがパスタの固さとうまくマッチしている。

【パスタ2 ポルチニ茸 オリーブオイル和え】
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 ポルチニは個性の強い味の茸だけど、オリーブオイルのソースもがっしりとその味を受け止め、全体として力強い一皿となっています。

【穴子のフリット】
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 パスタシリーズを一休みして、魚料理を。
 秋から冬にかけては、ここの穴子は是非食べたい一品。
 柔らかな穴子が、まわりはからりと、中はふんわりジューシューに揚げられ、口のなかに入れると、素敵な味が弾けながら、心地よいほこほこした感触を与えてくれます。

【ワイン】
Wine

 ここまでは白。味のつよめの料理が続くので、豊潤な味を持つ白を期待して、ボルドーのシャトー・パプ・クレマンを。1998年もので豊潤というより、少々枯れた風情があり、芯のしっかりした落ち着いたものでした。あんがい料理にはあっていた。
 赤はシチリアワインの、パラーリ・ファーロ2003年。若さがまだ残るけど、ふくよかで豊かな味が広がるいいワインであった。

【パスタ3 3種のチーズのラビオリ 】
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 本日お勧めのパスタ料理とのこと。
 あんまりラビオリって食べたことはないけど、餃子のイタリヤ版みたいなものだそうだ。
もっちりした食感は好ましいものではあるが、私はより歯ごたえの楽しめるロングパスタのほうが好きだな。

【パスタ4 ハマグリと青唐辛子】
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 サーラカリーナのハマグリはいつも美味しいけど、本日のものも、素晴らしい品質のもの。
 そしてこの皿は、ハマグリの濃厚な味と香りのスープ、ぷりぷりしたハマグリとシャキシャキした青唐辛子の食感、弾力あるパスタ、すべてが絶妙なバランスでお互いを高めあい、素晴らしいパスタ料理となっていた。今井シェフ、やっぱりすごい。

【メイン料理 チンタネーゼ豚】
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 ラビオリからは赤ワインを飲んでいたので、メイン料理として豚を。
 この店の豚肉はいいですね。
 あっさりとしているけどしっかりした味を持つ豚肉が、ほどよい焼き加減で供され、素材の良さを十分に表現しています。脂肪の旨みが口内に広がるとき、とくに素材と調理の良さが分かります。

 ドルチェのあとは、ドイツのアイスワイン、ケスター・ヴォルフ、その後はコーヒーで〆ました。
よく食べ、よく飲んだ夜であった。4時間はいました。いつもながら、ゆったりしたペースで食事を楽しませてくれる店です。
 素材、調理、雰囲気、サービス、すべてが一流の店であります。福岡の人は、美味しいイタリア料理が食べたい思ったとき、この店に簡単に来られるわけで、それだけでうらやましいとまじめに思います。

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