鼻切峠周回路
都城と曽於市のほぼ境に位置する鼻切峠。近いのでよく訪れる峠である。
この峠を下っていくと志布志や日南へ行けるのであるが、ここに来たときは、せっかくここまで登ったのにただ下っていくのも勿体なく感じられ、たいていはサシバ林道経由で金御岳に登るか、あるいは東方向に伸びている林道をその最高点らしきところまで登っていくのが常であった。
それゆえ鼻切峠から先を私は知らないのであるが、知って悪いことはなにもないですな。
今回は鼻切峠を山行の入り口とせず、ここを通過ポイントとする周回路をぶらりと走る、お気楽サイクリングを楽しむことにする。
医師会病院の前の道を金御岳を正面に見ながら、だらだらした道を進み、やがて南之郷方面への標識が出て、そこを左に曲がる。ここからはいかにも山間の道路らしい、曲線の多い道となる。山々も近くなり景色もよい。晩秋の樹々が山をくすんだ色に染め、季節感が豊かとなる。そうこうしているうちに傾斜がつきだし、金御岳方向への登りが始まったことが分かる。途中中岳ダムへの標識が横にあるがここに寄ることはせず、そのまま登っていくと、サシバ林道入り口に到着。いつもはここを登っていくのだが、今回はお気楽サイクリングなので、すぐ近くの鼻切峠を越え、そこからは単純な下り坂。一挙に都城にと下っていった。
道路も広く、車の通行料も少なく、快適なサイクリングが楽しめるルートであった。
【金御岳遠景】
【中岳ダム入口】
【サシバ林道】
【今回の不思議物件】
山の中の床屋。
山の床屋自体は珍しくはないけれど、(床屋は人間生活上必要不可欠の存在であるからして)、この壁画はちょいと珍しい。鏝絵ふうな風情はなかなかよろしいが、山のなかでいきなりこういう大画面の浮世絵を見ると、ありえないものを見た、という不思議感を感じます。
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