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December 23, 2008

白球は木々を越えていった リージェントゴルフ場(山田町)

 本日は、忘年会ゴルフコンペに参加。
 せっかくの休日、ゴルフが趣味というわけではないのだけど、職場の付き合いというものがあるので仕方ない。(当工房は各部門の交流が少ないため、こういう機会をつくって親睦を深めましょうという趣旨らしい)
 素晴らしい快晴の日であり、寒気も来ていないことから絶好のゴルフ日和であるはずだが、早朝は放射冷却のせいで、地面は凍っている。ゴルフコース全体にうっすらと霜がかかっており、日の光のもとフェアウエイが白く輝くさまは、まさに「冬のゴルフコース」そのもので風情がある。風情があるのはいいとして、寒さのなか、ティーも刺さらぬ環境でゴルフをするのはちと問題あり。

【凍れるコース】
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【高千穂の峰】
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 午前もなかば過ぎからは霜も溶け、小春日和の快適な気温。そして雲一つない快晴のもと、高千穂の峰がすっくりと遠方に立ち、眺望抜群である。その絵になるコースを、コントロール自由にきかぬボールをともかく前に進め、ゲームを続ける。

 結局はOUT76 IN81 計157という素人以前のスコアで終了。10年前に覚えたときが160くらいだった記憶があるから、あきれるほど進歩していない。上手くなるべき努力をまったくゴルフに費やしていないからしょうがないとはいえ、みっともない。

 こういうスコアでは、ゴルフが単なる難行苦行になってなりそうなものであるが、そうでもない。ゴルフの面白いところは、うまく当たれば、素人でも球が抜群に飛ぶように出来ているということで、だから運がよければ、素晴らしいショットを下手でも経験できるkとがあることだ。
 今回も会心のショットが一つあり。
 それはティーショットグラウンドより、フェアウエイの真ん中に高い立ち木のあるロングコースにてのもの。木は正面にあるため、私の技術ではティーショットがまっすぐに飛ぶことはないので、どう打っても当たらないだろうと軽く考え、ドライバーでフルショット。するとボールは木に一直線に向かって飛んでいく。しかも高度がちょうど木を越える高さで、完璧なラインでフェアウエイに着地。
 見事な軌道であった。青空のなか、立ちふさがる木々を高く越え、鮮やかな軌跡を描いて飛んでいった、あの白きボールの姿は今も強く脳裏に残っている。
 いい思い出となった。
 
 思い出つくりのためだけでも、この面倒なゴルフというスポーツは、参加する価値はあるようだ。

【中央の3本の木を越えたのである】
3


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