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December 2008の記事

December 30, 2008

It’s very kind of you to say so

 工房に顔を出すと見慣れぬ外人がいる。怪しい者ではなくて、同僚の友人で米国人とのこと。
 アジアの言語に対して興味があり(言語オタクと自称していた)、日本語も中国語も話せるそうだ。日本語は母国で基礎を覚えたのち、関西外大で学んだとのことであるが、まったく関西のなまりは入っていない。ちょっと残念。大阪弁をしゃべる外国人って、希少価値がありそうなので。
 日本語覚えるの大変だったでしょう、漢字はどれくらい読めますか、などというありきたりの会話を、もちろん大半は日本語で交わす。何故象形文字は漢字のみ生き残ったのか、などという大問題にも発展したが、このへんは言葉が噛み合わず、(cursiveなんて単語、普通の日本人知らんぞ。少なくとも、おれは知らん)英語・日本語・文字を書きながらの会話。旧字体の文字も飛び出してくる。さすが言語オタク、他国語に対しても造詣が深い。
 それにしても流暢とはいえないが、正確な日本語。思考と言葉をどう分離・処理しているのか? 他国語で会話が出来る人って、私は素直に尊敬します。

 資料の印刷に手間取っていたので、手伝ってあげる。
 「どうもありがとう」と言われ、「どういたしまて」と返したが、そういえばこういうときの慣用語があったなあ。なんかの映画でバーグマンが言った記憶がある。you are kindだったか、なんとかkindだったか、ともかくkindが入る句だ。

 あとで辞書で調べると、親しい人にはyou are very kind 、そうでない場合はIt’s very kind of youであった。なんかのときに使うかもしれないので、メモしておこう。

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December 29, 2008

映画「ワールド オブ ライズ」 (ネタバレあり)

 ディカプリオは好きな役者なので観てみる。
 殺人、陰謀、謀略なんでもありの、中東テロ対策工作員の役。強くて、ハードで、暗い影をもった役で、こういうのはたいていマット デイモンが演じるものと決まっていたものだが、「ディパーテッド」以来、積極的にディカプリオが演じるようになっている。イメチェンを目指しているのだろう。まあ、いつまでもとっちゃん坊やと呼ばれたくはないのでしょうな。

 筋はといえば、題名の通り騙しあいの物語。
 無能な上司ラッセル・クロウはただ意味もなく人を騙し、部下のディカプリも騙し、現場を収集困難に陥らせる。安全な母国で家族サービスを行いながら、指示を出すメタボな親父。アメリカの駄目なところを象徴する役。

 それに対してディカプリオは現場でひたすら頑張る役。命の危険は常にあり、弾丸の飛び交うなか仕事を遂行する。その行為のモチベーションはどこから来ているのか。…もちろん愛国心とか正義感からなんだろうけど、上司があまりにあれなので、その努力の空転さは悲惨の一言。あんまりおいしい役には思えない。

 この映画で一番いいところを取ったのが、ヨルダン情報部のボスのハニ。(俳優名知らない)
 服の着こなし、高級車の使用、高級Barでのふるまい、どうみても公的諜報機関のボスには見えず、富豪が趣味でテロ対策やってるとしか思えない。
 ネタバレすれば、彼が騙しあいに勝って成果を得るのであるが、あれほど「ウソはつくな」と言っていた男が、でかい、しかも非人道的なウソをついていたわけで、ディカプリオの身になれば、それはないでしょと言いたくなりそうだ。

 最後はもうやってられないと切れて、仕事を辞めたディカプリオ。
 現地の婚約者が一般市民なので、一緒になればおそらく普通の生活をすることになるのだろうけど、すぐ飽きて、現場に復帰するという後日談がみえみえだな。続編はないだろうけど。

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蕎麦@蕎麦処しみず

 この店は月曜日は定休日のはずだけど、蕎麦屋にとって最も稼ぎ時の年末、たぶん開いてるであろうと来店。もちろん開店してました。ただし昼のみ。あとの時間はひたすら年越し蕎麦を打ってるのであろう。

Soba_noodle

 あいもかわらず生粉打せいろを注文。
 いつもながら端正に切られ、姿整った蕎麦である。しっかりした弾力もありながら、つやつやした食感であり、喉越しもいい。十割蕎麦でここまでの食感を出せる技術はすごい。個人的には宮崎市ナンバーワンの蕎麦屋と思っている。

 少々早いながらも、十分に美味い年越し蕎麦が食べられました。

 蕎麦を食ったのち、自転車屋に行って新しい自転車を注文。来月20日くらいに届くそうだ。
 その後はイオンまで映画を観に。駅でちょうどバスが出てしまったので、歩いていったら30分ほどの距離であった。

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December 28, 2008

土産@一心鮨光洋

 ここでUPしている土産はたいていは自分が買ったものであるけど、今回のは光洋さんの土産。ちらし寿司は初めて見る。
 それが見事な出来だ。開けてみる、宝石箱のように、赤・白・緑・桃色に具材が光っている。見た目が美しいものは、食べても美味しいという法則通り、食べると各種の具がうまく競いあって、にぎやかな味を演出している。これは土産の定番になりそうだ。

Chirashisusi

と、こちらは私への土産であったわけだが、ついでに工房の夜番の者にも私が土産を持っていくことにする。

Susi_roll


こちらは定番の太巻き。具の素材の良さ、海苔の香り、シャリの美味さ。いつも好評です。

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寿司@一心鮨光洋(宮崎市)

 夜は光洋にて寿司。
 つまみは、刺身は鯛・赤貝・ブリの腹身,それに茶ぶりナマコ,ブリの腹身焼き,ブリの腹身,コバシラと蛍烏賊の串,コノワタ,鰆のタタキ,河豚白子焼きなど。
【赤貝】
Red_ark_shell_clam


 いずれも美味しかったが、とくに10日寝かせたブリの腹身が秀逸。爽やかだけど、濃厚なブリの脂が楽しめる。コバシラと蛍烏賊の串は初めて食べたけど、ユーモラスな料理だ。閖上の赤貝は肉厚でぷりぷりしたもの。茶ぶりナマコの食感は絶妙のもの。河豚の白子はまだ時期が早かったかな?

 寿司は、白身,赤身、赤身ヅケ,車海老,コハダ,ウニ,穴子など。
 シャリの味と握り方に常に工夫を重ねている店主であるが、前の地紙形と比べ、流線型になっている。握り方も少し柔らかくなったか。前のは力強い握りだったけど、この優しげなのもこれはこれでたいへんよろしい。
【コハダの握り 色も形も美しい】
Shad

 本日は今年最後の訪問になるので、お歳暮というわけでもないけど、夕方に近くの肉屋さんで切ってもらった生ハム「クラテッロ・ディ・ジベッロ」を持参。メタボ体型の店主にはちと高カロリーすぎるかもしれないが、まあこういう美味いものを食ってもらって、食をさらに追求してもらえば、私らがさらに美味しい光洋の料理を食べられるであろうので、お互いにとってよいことなのだ。

 さんざん飲んで、さんざん食って、最後はお土産の散らし寿司をもらって、本年度の光洋は終了。
 今年も美味しい料理をいっぱい食べさせてもらった。来年度もよろしくお願いします。

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飫肥街道 鼻切峠~新上熊トンネル~深瀬

 今回は宮崎東方面を走ることにする。鼻切峠を越えたのち日南方向へ走り、途中の上白木俣というところで北側へ進路を変え、広渡ダムの近くに出て、そこから新矢立峠を越えて戻ってくるコースを予定する。峠を4つ越えねばならぬ、アップダウンが楽しめそうなコースだ。

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 鼻切峠を越え、日南に向け国道222号線道に入る。道幅は広いけど、交通量はさほど多くなく自転車に向いた道である。だらだらとした登りが始まり、その頂点が新上熊トンネル。左手に旧道が見えるけど、こっちはいかにもハードな道。旧トンネルに続いているのだけど、たぶん廃道になっているだろうなあ。見物がてら、いつか訪ねてみようか。

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 ここを越えると日南市。今までも快適な道だったけど、日南側に入ると、すごく立派な橋がかかったりしており整備がさらに進んでいる。国道だが、市によって費用のかけかたが違っているのだろうか。

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 も一つのトンネルを抜け、道を下っていき上白木俣の集落に着。ここから左方に道が出ていたのでそこに入る。しかしすぐに元の国道222号線に合流。まだ先かと思い、そのまま進めると深瀬に出た。ここまで来ると行き過ぎなので、下ってきた坂を引き返す。なんか疲れる。また上白木俣に入ると、細いながらずっと続いている道を発見。ここを通るも、ずっと左手に川と222号線が見え、山に入っていく気配がない。そのうち元の222号線に合流してしまった。また探しに戻るの面倒なので元来た道を引き返すことにする。一回下りてきた道を、あの新上熊トンネルまで上り返すのはまったく気が進まないが、といって飫肥まで出て大回りで帰ってくるのは時間が間に合わない。
 なんだかんだと新上熊トンネルまで上り返す。このトンネル、日南側から見て左側の歩道(歩く人はほとんどいないだろうから、実際には自転車道であろう)は、右側よりも広くなっており自転車で走行するのに便利であることを発見。次回は都城側からでも右を使ってみよう。
 来た道をそのまま引き返して着。予定を達成できず、あんまり満足度は高くなかった。帰って詳しい地図を見ると、上白木俣の分かれ道は、途中にあった荒れ気味の道だったらしい。工事現場みたいなところに着くような標識があったため、それとは思いもしなかった。荷物になるとはいえ、きちんとした地図は持ち歩くべきだと反省。

 本日の走行郷里 69.2km

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December 27, 2008

関之尾~大川原峡

 本日も晴天。霧島がきれいに見えている。
 昨日3時近くまで飲んでいたので体調はやや不良。坂が少なめのお気楽サイクリングに行くことにする。
 以前関之尾を訪れたさいに、途中に大川原峡に抜ける道があるのを見つけたので、この道を走ろう。関之尾から大川原峡に抜け、財部経由で帰るルートを選定する。

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 関之尾は高いところにあるイメージを持ってたけど、たいした坂を越えることもなしに「滝の駅」駐車場に着。ここから少し行ったところに、大川原峡への分かれ道がある。入ってすぐは坂道であるがすぐに平坦になり、快適な田舎道が続く。大川原峡への途中に、名勝「溝ノ口岩穴」なる場所への入り口があり、ついでなので寄ってみる。

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 鳥居の奥にその岩穴とやらがある。奥がよく見えないので岩小屋のような感じ。中に入ってみるも明かりがないので、どういう構造になっているのか不明。この岩穴は説明文によると長さ200メートル以上あるそうだ。夏にでも涼みがてら懐中電灯を持って訪れてみようかな。

 元の道に戻り、大川原峡へ。そこからはアップダウンの多い道になり、けっこうきつい。いくつもの坂を上っては下り、大川原峡の観光のメインらしきところにようやく着いて、自転車を置き峡谷を見に行く。

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 巨岩が面白い形に穿たれた川原が展望所の正面にある。ここは樹々も多く、新緑や紅葉の時期は見ごたえがあるでしょう。見物を終え、自転車を進める。やがて人家が見えてきたけど非常に過疎が進んでいる村落みたいで、多くは廃屋になっていた。大河原キャンプ場の横を通り、大川原隧道に出た。ここからの道は知っている。

【大川原隧道】
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 前に高千穂河原へ行ったときのルートを折り返すように自転車を走らせ、県道2号線に入ったのちは一直線に帰った。

(本日の走行距離 43.2km)

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December 25, 2008

土産は蜂楽饅頭

 現在私が所属している工房は出不精の者が多く、それゆえ出張に行ったさいにご当地の土産を持って帰ると、想定以上のリアクションを持って喜ばれるので、面倒だがなるべく土産を買うようにしている。

 熊本市の土産はなにがいいか?
 辛党には馬刺しか辛子レンコンでも持っていけばいいのだろうけど、工房のものは甘党が主体なので、甘味系等を選ぶことになる。
 熊本の甘味系では、遠方地に持っていくぶんには紅梅の「武者返し」が一番好評であった記憶があるけど、近場なら生もののほうがいいであろう。
 そうなると、蜂楽饅頭だな。

 蜂楽饅頭は20年以上も前に熊本に来たときに食べて、上品な餡の甘さと、薄皮の美味さが印象的であり、かなりの優れものの菓子と思った。その後酒を飲むようになり、饅頭のたぐいは身体が受け付けなくなってしまい20年以上食っていないが、たとえば福岡の岩田屋地階の蜂楽饅頭売り場をみると、いつも行列が並んでいる人気商品となっていて、まだかつての美味さは保持しているものと思われる。

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 なにはともあれ、上通りの蜂楽饅頭本店へ。福岡支店はいつも行列だが、ここでの行列はあまりみない。普通に店を開き、普通に繁盛している、アーケード街の一商店です。

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 黒、白あわせて24個買う。人数に対し多すぎる気もないではないが、どうせなら一人で黒白二つ食いたいもの。これでいいでしょう。1個90円と、そんなに高いものでもなし。

 そして、やはり大好評であった。

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カレー@ソロモン厨房(熊本市並木通り)

 月に一度だけしか営業しない伝説のカレー店であった「ソロモン厨房」が、通日営業になったいうことを聞いて一度は訪ねてみたと思っていた。本日熊本市に支部会議へ出張することになったので、昼食に行くことにする。
 この店は、もともとは米屋なのであるが、米を美味しく食べるために、つけあわせのカレーを工夫して月に一度客に出していたところ、美味しいと評判になり、ついに通日営業のカレー店となったとのことである。
 メニューは米屋の発展系にしては意外と豊富。その中に、店の名前をつけた「ソロモンカレー」があり、これが当然看板メニューであろうから、まよわずに注文。

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 ライスは白飯とサフランライス。こちらが店の本職であろうから、当たり前のことながら、出来のよい米がふんわりとうまく炊かれています。

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 かんじんのカレーはこれ。
 これじゃよく分からないが、ライスにかけるとこんな感じ。
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 具は鶏肉とポテト。さらさらしたスープカレーですが、さて味はと。…鶏の出汁はほどよいコクを感じます。しかしスパイスがぼんやりして、カレーとして浮かびあがってくるものが感じにくい。このカレーがどういうカレーかが、食べていて感じるものがない。
 カレーという料理は、ひっきょう、様々なスパイスをどう選択し、どう組み合わせるかにすべてがかかっている料理だとは思う。そして、こうスパイスの響きが薄いと、カレーというより、「カレー風味の鶏がらスープ」という感じがするなあ。
 まあこういう控えめの味のカレーは、主役のライスの美味さを強調する働きはあるだろうから、「飯の美味しさを演出する」という当初からの役目はしっかりと果たしているとはいえる。

 淡々とソロモンカレーを食べ終える。
 食べ終えたあとは、いつものカレーの食後感として感じる胃の疲労感がない。このカレー、身体にやさしいカレーではある。こういうカレーが好きな人にはお勧めかも。

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December 24, 2008

小料理屋Aにて創作料理を食す

 仕事を9時過ぎに終え、小料理屋Aにて夕食。刺身、ポテトサラダを頼んで熱燗を飲む。店主は、牡蠣の西京焼きを試食してくれと言う。
 なんでも店の常連客に連れられ、牟田町の和食屋で創作料理を食べたところ、その美味しさに感銘を受けて、それにインスパイアされ、コースで出ていた牡蠣料理をつくってみようと、市場で大きな牡蠣を買ってきてそれを料理して、客に供しているそうだ。

 どこの創作料理なんですかと聞くと、「つか野」とのこと。
 そりゃ先月その牡蠣料理を食ってはみたよく知ってる店だ。そして、…家庭料理を出すこの店とは方向性がまったく違う店ですぜ。

 それでもともかく食べてみる。
 心意気はいいとして、西京味噌と、ねぎと、牡蠣と、まったく調和のとれていない駄品になっていた。まあ美味さとか考えねば、それなりの味が濃いいので酒の肴にはなるが。
 しかし改めて言うが心意気はよし。この努力を続ければ、ステップアップしていくのは確実。

 さて、私はしばらくはダイエット期間になるので、刺身,豆腐,野菜サラダばかり頼みますよと店主に説明。ほんとは酒を減らすのが、カロリー消費減には一番よいのだろうが、それはできない。それゆえ、他の摂取する炭水化物を減らすことにする。

 …酒飲みって、結局は酒さえ飲めればいいから、献立は楽ではあるな。

【参考までに「つか野」の牡蠣焼き】
Oyster


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December 23, 2008

白球は木々を越えていった リージェントゴルフ場(山田町)

 本日は、忘年会ゴルフコンペに参加。
 せっかくの休日、ゴルフが趣味というわけではないのだけど、職場の付き合いというものがあるので仕方ない。(当工房は各部門の交流が少ないため、こういう機会をつくって親睦を深めましょうという趣旨らしい)
 素晴らしい快晴の日であり、寒気も来ていないことから絶好のゴルフ日和であるはずだが、早朝は放射冷却のせいで、地面は凍っている。ゴルフコース全体にうっすらと霜がかかっており、日の光のもとフェアウエイが白く輝くさまは、まさに「冬のゴルフコース」そのもので風情がある。風情があるのはいいとして、寒さのなか、ティーも刺さらぬ環境でゴルフをするのはちと問題あり。

【凍れるコース】
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【高千穂の峰】
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 午前もなかば過ぎからは霜も溶け、小春日和の快適な気温。そして雲一つない快晴のもと、高千穂の峰がすっくりと遠方に立ち、眺望抜群である。その絵になるコースを、コントロール自由にきかぬボールをともかく前に進め、ゲームを続ける。

 結局はOUT76 IN81 計157という素人以前のスコアで終了。10年前に覚えたときが160くらいだった記憶があるから、あきれるほど進歩していない。上手くなるべき努力をまったくゴルフに費やしていないからしょうがないとはいえ、みっともない。

 こういうスコアでは、ゴルフが単なる難行苦行になってなりそうなものであるが、そうでもない。ゴルフの面白いところは、うまく当たれば、素人でも球が抜群に飛ぶように出来ているということで、だから運がよければ、素晴らしいショットを下手でも経験できるkとがあることだ。
 今回も会心のショットが一つあり。
 それはティーショットグラウンドより、フェアウエイの真ん中に高い立ち木のあるロングコースにてのもの。木は正面にあるため、私の技術ではティーショットがまっすぐに飛ぶことはないので、どう打っても当たらないだろうと軽く考え、ドライバーでフルショット。するとボールは木に一直線に向かって飛んでいく。しかも高度がちょうど木を越える高さで、完璧なラインでフェアウエイに着地。
 見事な軌道であった。青空のなか、立ちふさがる木々を高く越え、鮮やかな軌跡を描いて飛んでいった、あの白きボールの姿は今も強く脳裏に残っている。
 いい思い出となった。
 
 思い出つくりのためだけでも、この面倒なゴルフというスポーツは、参加する価値はあるようだ。

【中央の3本の木を越えたのである】
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December 22, 2008

忘年会演奏会

 忘年会は工場長の趣味で宴会芸としてバンドが登場する。
 かつてギターキッズであった工場長はプロ級の腕があり、腕を鈍らせたくないためにも、定期的に演奏会を開いている。自前のバンドを持っているけど、職場で自分のバンドばかり演奏するのも変なので、自分がバンマスとなって職場選抜メンバーでバンドをつくり、その演奏もやっている。

 こういう即席バンドで常に人材不足なのはリズム担当、ベースなりドラムなりである。そういうわけで、いままでベースなど弾いたこともない私が、人がいないという理由でベースとして参加している。

 とりあえずベースギターは譜面が読みやすいので、覚えるのは楽だ。それにベースなんか演奏している者意外は誰も聞いてないだろうから、ミスしても分からないだろうし、意外と素人に向いた楽器だなと思う。(ベースをまじめにやっている人が聞いたら怒るだろうけど、そういうバンドでそういう演奏なのです)

 今回は私が参加したのは2曲のみ。
 ほんとはあと2曲演奏する予定であったが、みな仕事が忙しいとのことで全体そろってのの演奏の練習が出来ず、まさかぶっつけ本番では無理だろうとのことで没となってしまったのだ。
 キーボード担当とは少しばかり一緒に練習したけど、それだけじゃしょうがない。

 ところで、近頃サラリーマン転覆隊による「ママチャリお遍路」という本を読んだ。
 すさまじく忙しい職場(勤めている職場が電通だからそりゃ忙しいでしょう)で働きながら、しかし遊びも万難を排して一所懸命にやる、その姿勢に感服。人生有意義にしたいなら、懸命に働きながら、かつ懸命に遊ばないといけないんだなあ。今回われわれはその人生力に欠けているものがあったと反省。
 ま、べつにそんなにベースを弾きたかったわけではないけど。

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December 21, 2008

スリランカカレーかごしま(鹿児島市天文館)

 天文館グルメ通りを歩いていると、新規開店しているカレー店を発見。

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 「スリランカかごしま」なる少々ベタ名前であり、どこかのカレーチェーン店が鹿児島出店した店みたいな店名である。
 2階に店はあるのだけど、階下まで漂ってくるココナッツの香りの良さが尋常なものでなかったので、入店してみることにする。

 スリランカカレーは九州では福岡市赤坂の「ヌワラエリヤ」が有名だと思うけど、メニューをみると、カレーの形状といい、リアルレッドなる辛さの追加表示なり、よく似ている。スリランカカレーってどれも同じようなつくりなのかなあ? などと思いながら、ランチメニューのスリランカカレーを注文。サラダ・デザート・食後の紅茶つきで800円というお得な値段。辛いものが好きな人は、追加50円でリアルレッドという辛さが増したバージョンを頼めます。

【スリランカカレー(リアルレッド)】
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 具はチキンとポテト。私は辛いものが好きなので、当然リアルレッドで。
 ココナッツの甘みと旨みをベースに、いくつものスパイスが混ぜあわされた、柔らかさのなかにスパイスの個性が浮き上がってくる、スリランカカレー独特のスープ。スパイスのバランスがよく、スープ全体の調和がとれています。固めのご飯にもよくあっていて、このスープをたっぷり含んだご飯は、味も食感もたいへんよろしい。

 鹿児島市のカレー店は、スパイスが効いたカレーを出す店が少ないような印象を受けるので、この店は十分に存在価値があると思う。

天文館グルメ通り
http://www.wink-net.ne.jp/gurume_st/index.html

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December 20, 2008

サイクリング@高千穂河原(霧島)敗退記

 天気がよいので、自転車で遠出することにする。
 この時期都城盆地から見る高千穂の峰は空気が澄んでいることから、青空にスカイラインを刻んだ姿がぐんと近づいて見え、存在感抜群である。これは行かねばならないでしょう。

【大河原峡トンネル】
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 県道2号線を行き、左に曲がれば白鹿岳、右に曲がれば大河原峡の交差点を、当然右に曲がる。この道、大河原峡の入り口を越えたところから登りとなり、けっこうな勾配のある坂が続く。都城盆地って盆地のなかから眺める限り、盆地を形成する縁の山々につきあたるまでは、たいした山などないはずなのだが、おかしい。しかしおかしかろうがなんだろうが、山があるのは事実であり、それを越えるべく自転車を漕いでいくのみ。ようやく峠なのか頂上なのかよく分からない最高地点に達しそこからは、高千穂の峰が大きく見える。ここから今までの登りのぶんを一挙にはきだして坂を下り、「ごろん亭」の看板のある交差点で県道31号線に合流。なんだかここに来るまでで相当に疲れたぞ。

【高千穂河原入り口】
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 蕎麦屋の「がまこう庵」が見えるあたりで霧島山麓をめぐる周回道路に入る。ここを霧島神宮の方に向けてしばらく走ると、高千穂河原への入り口が見える。ここから高千穂河原へ7キロという標識が出ているが、さてここから高千穂河原へは標高差500メートル程度。だから平均斜度で7%くらいの坂が続くわけである。7%の坂ならたいしたことはないだろうが、7キロという距離が難物に思える。
 とりあえず進んでいく。2キロほど進めると、けっこう疲労がたまっていることが分かってきた。最初の大河原越えが余計であったか。セオリー的には上り坂は、頂上までは足を下ろさず一挙に登るべきなのだろうけど、根性が持たず、またときおり平坦な道もあることからそういうところを探して、そこで休憩をとって、筋力の回復をまって登っていくことにする。ゆっくりしたペースで高度を上げていったが、だんだんと回復力が落ちてきて、自転車を漕ぐのが苦痛になってくる。高度900メートルを越えたあたりから、勾配は緩くなってきており、走行は楽になっているはずなのに、ペダルが回ってくれない。ついに途中で自転車を漕ぐのを断念。いつ着くやら分からぬ高千穂河原へ、自転車を漕いで行く気力が失せた。心が折れたのである。

【断念点 写真でみてもたいした坂でなく、実際たいしたことはなかったが、しかし登れなかった】
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 自転車を下り、押していく。サイコンの値は時速5キロ。自転車を漕ぐのと歩くのが同じ速度なのでは話にならない。対向車線を走る車からの視線が痛く感じられる数分が過ぎるうち、あっさりと高千穂河原に着。もう少し頑張れば完走できたはずだが、…まあ無理だったな。

【高千穂河原】
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 高千穂河原、駐車料金が二輪車で100円と書いているので、念のため自転車の値段を聞いたが、無料とのこと。ただし、駐輪は二輪車と同じところに止めてくれとのことであった。ここの駐輪場はチェーンキーを結ぶ適当なものがなく、それらしきものはちょっと離れた立ち木しかないので、登山などで長時間駐輪するときは、長めのチェーンを用意したほうがよいでしょう。

【駐輪場】
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 自転車をとめ、霧島神宮の鳥居まで参拝。本殿は山頂にあるので山頂に向かって、拍手を打つ。本殿まで、というか頂上まで行きたいけど、夕方に予定があるので帰ることにする。
 へとへとになりながら、帰宅。サイコンを見ると79.5キロだったので、ついでに500メートル走ってジャスト80キロにする。

 今回は初の敗退であった。今までがハードなサイクリングをしていなかったせいもあるのだが、反省点多し。
 今回わかったこと
・ 右足と左足で疲労度が異なっており、片足に負担をかける走行をしていた。
・ なにしろペダルが回っていない。ぎっこんばったんという運動になっていて、ロスが多い。
・ 私は標準体重であるが、それでは自転車に乗るには重すぎるようだ。
 快適な自転車ライフを楽しむには、それに適した筋トレと走行法の獲得が必要なようだ。自転車の走行法は自転車を漕いでいくことで覚えていくしかないだろうけど、体重は日常生活で容易に減らせる。
 とりあえず、1ヶ月で5キロ体重を落とすようにダイエットしてみることにする。

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寿司@鮨匠のむら(鹿児島市)

 地元の旬の素材を大事にする店、「鮨匠のむら」。
 極上の素材が次々に現れる、知る人ぞ知る鹿児島の名店である。12月を過ぎて海の温度も下がり、魚の脂も乗ってきたころであり、いつにもましての美味い魚を期待する。

 つまみはまずカワハギの刺身と肝から。
【カワハギ】
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 河豚よりも絶対に美味いと店主の断言するカワハギは、たしかに旨み十分。カワハギならでの上品で、深みのある味が楽しめる。それに肝をからめて食べるとさらに味の深みが増します。

 ついで、茹タコ、カンパチ刺身、ヒラマサ刺身、シロダイ昆布締め。
【刺身数点 下がカンパチ、上左からヒラマサ、シロダイ、煮ダコ】
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 定番の茹タコは、ぷりぷりもっちりした食感が見事。鹿児島のタコの実力を示しています。
 刺身はカンパチとヒラマサ。見ても食べても区別などつかない魚と思っていたけれど、食べ比べると、区別は容易についた。歯ごたえが強く、また清新な味のカンパチに比べ、ヒラマサはもっと優しい味であり、柔らかさと豊かさを感じる。どちらも大変に美味。シロダイは昆布締めで。ほんのりした昆布の味がいいアクセントになっている。

 本日はすごいシマアジが入ったとのことで、シマアジの腹身が登場。
【シマアジ】
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 これはたしかにすごい。並のシマアジとはまったく異なる次元のものである。口に入れると、口いっぱいにまろやかで豊潤な味が広がる。それをかみしめると官能的といってもよい食感を感じる。食べているあいだ、言葉を失ってしまいました。開聞岳沖の定置網に一匹だけかかった大物のシマアジで、買値も相当なものであったが、これほどのものは滅多に手に入らないという逸品だそうである。

 つまみは、サワラの腹身、ホタテ貝柱の刺身と炙り、〆鯖と続く。
 サワラの刺身は九州では滅多に出てくるものではないが、新鮮なサワラが手に入ったとのことで、脂がたっぷりと乗った腹身を刺身で食する。
 ホタテ貝柱はなかなか手に入らぬ10年もの。その直径は通常のものの2倍以上。大きさよりもその食感に驚く。貝のスジのたぐいを微塵も感じさせず、なにかの肝みたいに柔らかく、濃厚な味。炙りにするとさらに香りと旨さが増す。
 鯖は済州島のもの。鯖は済州島のものが一番とのことで、懇意の漁師からいつもこの時期仕入れています。

 他には、真鱈の白子の焼き物と、茶碗蒸し。
【真鱈の白子焼き】
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 河豚の白子よりも美味いとのことであるが、真鱈の白子は独特のクセがあり、それが好きな人にはたまらないであろう。私は、普通に河豚の白子のほうが好きである。もちろん、この店のものは、そのへんの和食屋で出てくる真鱈の白子とは、まったく別物の美味さである。

 ヨコワのいいものが入ったとのことで、ヨコワシリーズ。ヨコワの腹身、ヨコワのヅケ、ヨコワの兜焼き。

【ヨコワヅケ】
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ヨコワはマグロと考えると味が弱く思えるが、これをヨコワという独自の魚と考えると、爽やかで軽やかな赤身の味を楽しめる、きわめて美味なる魚だ。

 店主は本日、「今日はうるさい客がやってくるので、ギャフンと言わせるすごい魚はないか」と河岸の魚卸屋にたずね、そこで得たものが、「シマアジ」「10年もののホタテ」「サワラ」だそうだ。たしかにいずれもギャフンどころか、言葉も出なくなる素晴らしいものでした。
 店主いわく、うるさい客をギャフンと言わせるのは料理人の無量の楽しみであり生きがいだそうだ。なかなか素晴らしい、料理人魂だと感心。
 …って、うるさい客とは私のことですかい? 

 そうとうにツマミを食ったのち、握りへ。
 握りは、水イカ,サワラ,カワハギ肝のせ、ホタテ貝炙り,シロダイ,カンパチ,タカ海老,バショウカジキ,牡蠣,車海老,シャコ,バショウカジキ,ヨコワハラミ,シメサバ炙り,太刀魚炙り,穴子、野菜の握り。

 ツマミで食べたものも出てきたが、鮨にするとさらにシャリとの相乗効果で旨みが増している。各素材で、2度美味しい経験が得られます。
 煮牡蠣の独自の味付け、肝を和えたカワハギの豊かな味の広がり、タカ海老の甘さ、定番の太刀炙りの安定感、いずれも素晴らしい。とくにここの車海老はいつ食べても見事。車海老の寿司は店によって調理法が異なるけど、この店のあつあつほかほかの剥きたての車海老を食べると、香りの良さ、味の濃厚さ、食感の良さから、これが一番の調理法と確信を持てる。

【車海老 茹でたてで湯気が立ちそうな寿司】
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 酒は、黒龍,清泉,麒麟山,鯨酔,船中八策,春鹿,大山、その他。
 よく飲みよく食べました。
 素材の追求と調理の工夫において、この店より上に出る店は、九州ではちょっと思いつかない。鹿児島の宝のような店です。
 この店を紹介してくれたAさんに感謝。今は鹿児島を遠く離れており、この店を訪れることができないAさんに、羨ましがらせるために写真をmailすることにする。

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December 19, 2008

中華料理@中国名彩唐人(三股町)

Tojin


 久しぶりに中華料理を食べに行く。
 郊外の民家を改造した中華レストラン。郊外独自の風情があり、店構えから旨そうなものが出てくる雰囲気を感じる。

【前菜 盛り合わせ】
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【エビチリ】
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【スーパイコ】
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【チャーハン】
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  どれも丁寧に作られていて、味付けは控えめ。中華料理独特のくどさ、強引さは感じられない。それゆえ、本道(?)の中華料理を好む人には物足らないかも。
 店の名前の「名彩」がどういう意味でつけられたかは知らないけど、写真に示すように、料理の盛り付けの彩りは鮮やかであり、ここに力を入れているのは明らかなので、味に加えて彩りもこの店の売りですよ、と示しているのでしょう。

 交通は少々不便なところにありますが、その個性から、人気のある店となっています。

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December 18, 2008

不思議物件@ブリオーニ

 ブランド店は顧客維持に力を入れているようで、季節ごとにいろいろとダイレクトメールもどきのものを配送してくる。そういうものは、中身を見ずに捨てることがほとんどだが、今回Brioniが送ってきた配達物は妙に分厚くて、卓上カレンダーみたいだったので、それなら使い道があるかもと思いながら開けてみた。
 こんなものだった。
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 どうにも理解に苦しむ物件だ。
 光沢のある分厚い厚紙で、小さな果物が実った樹が描かれており、右上に「With Warm Winter for the Holiday Season」と小さく書かれている。
 もしかしてクリスマスカード? それにしてはこんなに枯れた、そっけないクリスマスカードがあり得るのだろうか? 出したのは素人じゃなくて、デザイン・ファッションの専門家だぜ。
 う~む、なんなんだ? どういう使い道があるものなんだ? これぞ不思議物件と思いながら、…捨てた。

 ところが二日後、おんなじ郵便物がポストに入っている。ブリオーニは各地で店を出しており、各々かってに顧客に郵送物を出している。今回のは福岡店からだから、たぶん前回のは東京銀座店からのものだったんだな。
前回捨ててしまったが、これはネタになるので写真に撮っておこうと思いながら、封を開けてみる。すると前のと違い、そこには本年度の利用の感謝が書かれてあった。文字が書いてあると、ぜんぜん不思議物件ではない。ただのメッセージカードだ。
 とりあえずは、この値の張りそうなカードの使い道は、メッセージカードと判明。おもしろくもなんともない。
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 それにしても、前回ののっぺらぼうのメッセージカード、あれはなんだったのだろう?
たんなるミスだったのかなあ。でも、たいした顧客数があるとも思えぬ店ゆえ、出すカードの数がさほどあるとも思えず、そんなミスするのだろうか。

 まあ、楽しめたからよしとする。ネタにもなったし。

 ついでながら最初に示したのっぺらぼうカードの画像は、現物はなくなったので、次に来たカードの画像をいじって、再現したものです。

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December 14, 2008

カレー@和田門(西中洲)

 ランチは老舗フレンチ店、和田門にて。
 フレンチ店といえど、この店はランチのカレーのほうが有名になっているみたい。そして有名になるだけあって、その味は欧風カレーとして、九州でも最高級のものであろう。
【ビーフカレー】
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 懐かしい料理漫画「包丁人味平」に出てきたカルトなカレー、ブラックカレーを彷彿させる真っ黒なルー。その中に牛肉の肉片が数片入っている。でも、味のほうは伝説のブラックカレーとは異なり(食ったことはないけど、作中の説明からはあっちはスパイスを複雑に効かしたスパイシーなカレーのようである)、肉や野菜をじっくりとよく煮込んで、まろやかで複雑で奥行きのある、カレーの香りと味のついたシチューとでもいうべき、本格的欧州カレーの味である。
 もともと肉に力を入れている店だけあって、肉の素材はよいし、その調理もよい。カレーから伝わる肉汁の旨さと、肉片の旨さが相乗効果によって旨さを高め、豊饒な味をつくっている。欧州カレーとして、これ以上のものは望むのは難しいほとのレベルに達しているのではと思う。

【バターライス】
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 カレーライスはレーズン入りのバターライスでいただく。
 カレー自体がけっこうこってりしているのに、このこってり系のバターライスで食べるのは胃袋に負担がかかります。ただし、普通の白飯ではカレーに負けてしまうので、バターライスで食べるのが正解なんでしょう。
 量もかなりの量で、このランチを食べると夕食はいらなくなるなあ。

 このカレーライスに、サラダ・スープ・デザート・コーヒーがついて1500円程度とは驚嘆すべきCPの良さと言えよう。

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December 13, 2008

ディナー@サーラ カリーナ(福岡市)

 福岡市に買い物に出たついでに、夕食はひさしぶりに浄水通りのイタリア料理店サーラカリーナにてディナーを楽しむことにする。福岡市の繁華街はすでにクリスマスバージョンであり、チカチカする電飾があふれていたけど、洋食屋であるサーラカリーナもクリスマス風の飾りつけをしているかと思ったら、いつもの落ち着いた佇まいであった。

 食前酒はキール。食事はいつものごとくアラカルトで頼む。

【アンティパスト】
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 サーラカリーナといえばまずはこれ。
 盛り付けの美しさは、さまざまな色を散りばめた印象派の水彩画のよう。
 食べての感想は見たものと同様。いろいろな小さな料理がおのおのの個性を発揮しながら、互いに干渉しあい、一枚の鮮明な絵を描くがごとき調和を達成しています。

【前菜 生ハムの盛り合わせ】
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 上がパルマ産生ハム。左下はミラノ産サラミ、右下がイベリコ豚のサラミ。
 店の実力は生ハムを食えばよく分かるといわれているけれど、この店の生ハムはいずれも良質で、保存状態、切り方もよい。とくにイベリコ豚は脂肪の熟成具合がよく、複雑にして奥行きのある味が楽しめる。

【パスタ1 甘鯛・カラスミ和え】
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 甘鯛のしっかりした歯ごたえがパスタの固さとうまくマッチしている。

【パスタ2 ポルチニ茸 オリーブオイル和え】
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 ポルチニは個性の強い味の茸だけど、オリーブオイルのソースもがっしりとその味を受け止め、全体として力強い一皿となっています。

【穴子のフリット】
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 パスタシリーズを一休みして、魚料理を。
 秋から冬にかけては、ここの穴子は是非食べたい一品。
 柔らかな穴子が、まわりはからりと、中はふんわりジューシューに揚げられ、口のなかに入れると、素敵な味が弾けながら、心地よいほこほこした感触を与えてくれます。

【ワイン】
Wine

 ここまでは白。味のつよめの料理が続くので、豊潤な味を持つ白を期待して、ボルドーのシャトー・パプ・クレマンを。1998年もので豊潤というより、少々枯れた風情があり、芯のしっかりした落ち着いたものでした。あんがい料理にはあっていた。
 赤はシチリアワインの、パラーリ・ファーロ2003年。若さがまだ残るけど、ふくよかで豊かな味が広がるいいワインであった。

【パスタ3 3種のチーズのラビオリ 】
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 本日お勧めのパスタ料理とのこと。
 あんまりラビオリって食べたことはないけど、餃子のイタリヤ版みたいなものだそうだ。
もっちりした食感は好ましいものではあるが、私はより歯ごたえの楽しめるロングパスタのほうが好きだな。

【パスタ4 ハマグリと青唐辛子】
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 サーラカリーナのハマグリはいつも美味しいけど、本日のものも、素晴らしい品質のもの。
 そしてこの皿は、ハマグリの濃厚な味と香りのスープ、ぷりぷりしたハマグリとシャキシャキした青唐辛子の食感、弾力あるパスタ、すべてが絶妙なバランスでお互いを高めあい、素晴らしいパスタ料理となっていた。今井シェフ、やっぱりすごい。

【メイン料理 チンタネーゼ豚】
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 ラビオリからは赤ワインを飲んでいたので、メイン料理として豚を。
 この店の豚肉はいいですね。
 あっさりとしているけどしっかりした味を持つ豚肉が、ほどよい焼き加減で供され、素材の良さを十分に表現しています。脂肪の旨みが口内に広がるとき、とくに素材と調理の良さが分かります。

 ドルチェのあとは、ドイツのアイスワイン、ケスター・ヴォルフ、その後はコーヒーで〆ました。
よく食べ、よく飲んだ夜であった。4時間はいました。いつもながら、ゆったりしたペースで食事を楽しませてくれる店です。
 素材、調理、雰囲気、サービス、すべてが一流の店であります。福岡の人は、美味しいイタリア料理が食べたい思ったとき、この店に簡単に来られるわけで、それだけでうらやましいとまじめに思います。

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December 11, 2008

焼肉大将(都城市)

 職場の宴会で「焼肉大将」へ。
 都城駅前の焼肉屋で、都城牛専門というわけはなく、南九州のいい牛肉を使った焼肉屋とのこと。工場長がこの店が好きで、都城の焼肉屋ではトップレベルとのことだ。

Beaf_meat

Grilled_beaf

 焼肉って、要するにいい肉を買ってきて、塩コショウをぱらりとふりかけて、生焼きで食えば、どうやったって美味いものが食えるに決まっている料理と思っているので、こういう機会でもなければ店で焼肉を食うこともないのだけど、わいわいがやがや言いながら、食べる焼肉はそれなりに美味かった。

 肉素材は、きちんとしたものを仕入れており、焼肉屋として優秀な店だとは思う。おしむらくは、もう少しメニューを増やしたほうが客はうれしいが、素材のレベルを一定に保つためには仕方ないのかな。

 肉食ったあとは赤ワインが飲みたくなり、2次会でさんざんワインを飲んで、けっこう酔っぱらってしまった。

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December 07, 2008

国見峠 (国見山)

 薩摩より九州各地に延びる幾本もの薩摩街道のうち、宮崎方面の道は国見峠を越えて日向へと至る。国見峠は峠と名前はついているけど、地形上は山であり、国見山という別名もある。昭文社の宮崎県の地図を見ると、国道10号線より分かれて国見峠へ登る道路が載っており、これは自転車で十分に登るのは可能と判断した。

【道路地図】
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 12月7日は素晴らしい快晴。気温もほどほどの寒さ。これは気持ちよいサイクリングが楽しめそうである。
山之口から有水へ抜け国道10号線に入る。地図によればコンビニの対面に岩野屋に入る道があるはずだが、容易に見つけることができた。ただし、熊野神社や国見峠などへ向かうとの標識はなく、ほんとにこの道が山へと続いているかは確信が持てなかったけど、走ること数分して熊野神社に到達。集会所もあり、広い駐車場やトイレがある。この近くより薩摩街道が始まるわけで、すぐに「薩摩街道入り口」の標識が見つかった。しかしそれに従って自転車を進めると、あれ? 民家に入ってしまった。民家の奥に道路が続いている雰囲気はなく、どうもおかしい。民家が薩摩街道のわけないし。よくよく標識を観察すると、矢印の示す方向には、民家にはさまれた狭~い未舗装の道がある。どうやらこれが「薩摩街道」らしいのだが、完全なオフロード。傾斜がつくころには登山道という名前になりそうな道だ。クロスバイクで行って行けないことはないのだろうけど、それなりのアクシデント対策用の装備は必要そう。こんなところでパンクなどしては、日の明るいうちに帰れないゆえ、ここを突破していくの諦めた。

【熊野神社】
Kumanojinnja_2


【薩摩街道標識】
Kaidou_3

 ただし、昭文社の地図では、国見山へ行く道はちゃんとした線で書かれているため、じつは他に正規のルートがある可能性もある。それゆえ、国見山へ向かうと思われる道を探してそこらをうろうろするも、山方面に入ると道は未舗装になり、そのうちの一つなど樹が倒れて封鎖されている。やはり、薩摩街道が国見山へ向かう唯一の道なのであろう。国見山はまた改めてチャレンジすることにする。

【案山子の道】
Kakasi2_4

 10号線を戻り、帰りには高城の歴史博物館に寄ってみる。
 資料を読むうち、高城が肥沃な土地であったことがよく理解できた。ま、これほど広い土地があり、温暖かつ水の豊富なところなので、それも当然か。

【高城歴史博物館】
Takajouhakubutukann_2


【今回の不思議物件】
Kanntennato_2

 山之口~有水間にあった「薩摩寒天工場」
 寒天の産地って、寒冷地ばかりと思っていたけど、とても気温的に産生できそうもない南の国宮崎にも寒天工場の跡地あり。説明の看板を読むと、薩摩藩が財政改善のために建て、材料は甑島で仕入れていたとのこと。こんな辺鄙な地に建てたのは、まずは気象条件。ここではテングサが凍結する温度まで気温が下がるのであろう。もう一つの主な理由は、幕府に見つからないようにするためだそうである。そりゃ、密輸目的の製品だから容易に見つかっては藩主の首が飛びまするな。このような地道な努力で小金を稼ぎ、そうして倒幕の力を蓄えたわけで、それなりに歴史的意義のある建物跡である。

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December 06, 2008

鼻切峠周回路

 都城と曽於市のほぼ境に位置する鼻切峠。近いのでよく訪れる峠である。
 この峠を下っていくと志布志や日南へ行けるのであるが、ここに来たときは、せっかくここまで登ったのにただ下っていくのも勿体なく感じられ、たいていはサシバ林道経由で金御岳に登るか、あるいは東方向に伸びている林道をその最高点らしきところまで登っていくのが常であった。
 それゆえ鼻切峠から先を私は知らないのであるが、知って悪いことはなにもないですな。
 今回は鼻切峠を山行の入り口とせず、ここを通過ポイントとする周回路をぶらりと走る、お気楽サイクリングを楽しむことにする。

 医師会病院の前の道を金御岳を正面に見ながら、だらだらした道を進み、やがて南之郷方面への標識が出て、そこを左に曲がる。ここからはいかにも山間の道路らしい、曲線の多い道となる。山々も近くなり景色もよい。晩秋の樹々が山をくすんだ色に染め、季節感が豊かとなる。そうこうしているうちに傾斜がつきだし、金御岳方向への登りが始まったことが分かる。途中中岳ダムへの標識が横にあるがここに寄ることはせず、そのまま登っていくと、サシバ林道入り口に到着。いつもはここを登っていくのだが、今回はお気楽サイクリングなので、すぐ近くの鼻切峠を越え、そこからは単純な下り坂。一挙に都城にと下っていった。
 道路も広く、車の通行料も少なく、快適なサイクリングが楽しめるルートであった。

【金御岳遠景】
Ennkei


【中岳ダム入口】
Damu


【サシバ林道】
Sasiba

【今回の不思議物件】
House


 山の中の床屋。
 山の床屋自体は珍しくはないけれど、(床屋は人間生活上必要不可欠の存在であるからして)、この壁画はちょいと珍しい。鏝絵ふうな風情はなかなかよろしいが、山のなかでいきなりこういう大画面の浮世絵を見ると、ありえないものを見た、という不思議感を感じます。

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