February 12, 2017

雪の阿蘇:杵島岳~烏帽子岳

 寒波到来で、英彦山に続いては、阿蘇の高岳に登ってみることにした。高岳にしたのは、前の寒波到来の時に瀬の本から見た高岳が雪と氷で白く輝いていて、とても美しかったので、久しぶりに登ってみたくなったからである。
 ただ、阿蘇は先の地震の影響で登山道が使えなくなっている可能性があるので、ネットで熊本県北広域本部の広報を調べたら、高岳は「調査予定」とのみ書いており、通行可とも不可とも書いてなかったので、いわゆる「自己責任で行ってください」とのことであろうと勝手に解釈して、仙酔峡に向かった。

【仙酔峡道路】
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 仙酔峡道路を走ると、なんと通行止め。登山どころか、仙酔峡にさえ入れない状況であった。仕方なく、ネット

で「登山可」と載っていた杵島岳へと予定を変更して、いこいの森経由で草千里登山口を目指した。

【県道】
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 いこいの森を越えてしばし走ったところで、ここも通行止め。震災の影響である。
 しょうがなく、57号線にいったん出て、阿蘇駅前からのパノラマラインで草千里へと行った。
 そしてあとで分かったのだが、阿蘇五岳を複雑に走っている登山道路のうち、使えるのはこのルート一本のみであり、復旧はまだまだ途上なのであった。

【根子岳】
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 パノラマラインを走っていると、根子岳が近くに見えた。
 ひさしぶりに根子岳の姿を近くで見ると、形が変わっている。天狗の基部の岩が崩れたようで、こりゃ根子岳も当分まともに登れないだろうなあ。

【杵島岳登山口】
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 なにはともあれ、草千里駐車場に車を止め、杵島岳へと向かう。
 雪はいい具合に積もっているけど、登山道に足跡はなく、私が本日一番乗りのようである。

【登山道】
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 登山道に人の足跡はなく、ときおり小動物の足跡が横切っている。

【登山道】
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 ときおり雪のふきだまっているところがあり、ここは膝まで埋る。

【登山道】
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 山の中腹あたりの登山道は石段になっていたはずだが、それも埋もれていた。

【杵島岳山頂】
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 山頂に着いたら、ネットの情報通り、御鉢への道は通行止めになっていた。

【烏帽子岳】
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 本日は好天であり、向かいの草千里と烏帽子岳もよく見える。
 ここからまたおりて、向うに見える烏帽子岳へ登り返しである。

【登山道】
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 草千里の高さまでおりて、それからしばらくは中岳方向へ歩いて行く。

【登山道】
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 古坊中から烏帽子岳へと登って行く。ここの道も誰も通った跡はなく、新雪を踏みしめながらの山行だ。

【登山道】
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 雪をかぶったミヤマキリシマのトンネルを進んでいく。

【烏帽子岳山頂近く】
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 烏帽子岳山頂は、山頂手前の稜線が崩れているらしく、通行止めになっていた。ここさえ通られれば草千里を一周するようなコースで行けるのだが、残念だ。
 とりあえず、360度の景色を楽しむ。中岳は盛大に噴煙をあげていた。

【登山道】
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 いったん引き返し、下りは草千里への道をとる。
 途中で草千里から登って来た二人組と会った。本日初めて見る登山者である。
 二人組のほうは、雪道に足跡がまったくないので、本当に登っていいものかどうか不安に思いながら登って来たそうで、これで安心して登れますと喜んでいた。

【草千里】
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 阿蘇の名所草千里はいちめんの雪原となっている。家族連れも多く繰り出し、雪遊びをしていた。その普段めったに見られぬ、雪で覆われた草千里を楽しみながら、駐車場へと戻った。

 天気のよい休日の雪の阿蘇。杵島岳、烏帽子岳に登っていたのは結局私を含めて3人のみであった。阿蘇五岳はいちおう日本百名山にも入っている有名な山なのであるが、今の登山道の状況では、訪れる人が少ないのも仕方がないのかもしれない。
 ただ九重や由布岳の登山道が着実に復旧したように、阿蘇の登山道もそのうち復旧されるだろうし、そのときまた登ってみたい。

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February 11, 2017

和食:ゆずはん@日田市

 日田駅近くの繁華街にある和食店。
 英彦山に登って日田に泊まったさいに訪れてみた。
 日田の名物といえば、日田が山中の地ゆえ、高菜巻き、鮎の姿寿司、鰻、すっぽんといった山・川のものが有名なので、その手のものが出るのかなと漠然と予想していたら、新鮮な海の幸を使った本格的な日本料理がでてきて少々おどろいた。

【向付】
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 茶ぶり海鼠、蕪の紫蘇山芋巻き、春の表現に梅の枝をかざして。
 けっこう手のかかった料理であり、そして視覚的にも美しい。

【椀物】
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 椀物は蟹真丈。出汁はあまり九州系でなく、すっきりと澄んだ上方系のもの。
 この椀で、店の実力が高いことがよく分かった。

【造り】
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 造りはカンパチ、平目、車海老。車海老は活き海老である。
 山のなかの店で、そこまで鮮度にこだわらなくともと思うけど、そういう流儀なのであろう。

【焼物】
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 甘鯛の幽庵焼き。幽庵のたれはあっさりしており、魚の旨みをよくいかしている。

【焼物】
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 豊後牛をリンゴソースで。下には茄子がしいている。

【揚げもの】
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 河豚の唐揚げは、茶塩で。

【煮物】
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 鱈の白子はとても上質なものである。
 造りのときと同様に、日田の山のなかの店でそこまで仕入れにこだわらなくともとか思ったが、とにかく美味しかった。

【御飯】
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 〆はイクラ御飯。
 全コースを通して、海の幸がふんだんに用いられていた。


 飲み物に関しては、地酒よりも、日本全国から集めた銘酒がずらりと並んでおり、そこにもこだわりがあるようであった。
 素材の良さと、料理の技術の高さから、日田に行ったとき、海鮮系の和食が好みの人にはお勧めの店である。

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登山:雪の英彦山

 今シーズン一番の寒波が北部九州に到来。山間部はいずこも雪が積もっているようである。そこで最も積雪が楽しめるであろう英彦山に登ってみることにしてみた。
 もっとも、強い寒波が来た時、九州の交通網は雪に対して脆弱であり、登山そのものよりも登山口までたどり着くほうがよほど大変になるのが常である。そして今回もそうであって、高速道は通行止めになっているし、下道は車が横転して通行不可になっていたりで、運転しながらはたして登山口まで行けるのかと危惧したが、それでもなんとか通行可の道路をつなげて、別所登山口に到着。
 着いてみると駐車場はほぼ満車であった。こんなに交通条件悪いのに、みんなやっぱり雪山が好きなんだなあ、と感心。

【別所登山口】
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 別所登山口からもう雪はたくさんと積もっている。

【奉幣殿】
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奉幣殿からは正面の参道を使って登山。

【登山道】
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 登山道は、樹々に雪が積もり、モンスターもどきになっている。
 九州ではあまり見かけない風景。

【行者堂】
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 行者堂も雪がたんまりと積もっており、厳かな雰囲気。
 ここから四王寺滝へ降りていくトレースがあるかなと探したが、見当たらなかった。

【登山道】
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 登山道は同じ感じで雪の世界。石段も埋もれている。

【中岳上宮】
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 ひとつめの頂上である中岳上宮に到着。ここから避難小屋にいったんおりて休憩。何人もラーメンを食べており、ラーメンの匂いが充満しておりました。寒い時期はやっぱりインスタントラーメンが人気のようである。
 それからまた中岳に登り、南岳方面に向かう。
 このとき、南岳への道をこの上宮の裏にあったと間違って覚えており、まったく足跡のない雪道を腿まで埋もれながら歩いていくも、途中でおかしいことに気付いて、正規の道に戻った。
 本日上宮に登った人は、そこに妙なトレースがあるのを変に思っただろうな。

【登山道】
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 中岳から南岳への稜線は風の通り道。それで今までのモンスターもどきと違って、樹々は霧氷となっており、これも美しいものであった。

【登山道】
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 南岳を過ぎたあとは四王寺滝へと向かう。
 ずいぶんと急傾斜な道であり、雪のない時期は下りに使いたくない難路であった。

【四王寺滝】
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 英彦山の冬の名物「四王寺滝」。まだ岩壁を全面的には覆っていないけど、それでも立派なツララの伸び具合である。そのツララがそれぞれのリズムで伸び、その姿はまるで音楽そのものが凍ったような、荘厳にして、律動感あるものであった。

【登山道】
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 登山道は全行程中、ずっと雪道であり、九州の山とは思えないような雪の積もり具合をみせてくれた。
 交通条件の悪いなか、苦労して英彦山に来て大正解であった。

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February 05, 2017

雲仙観光ホテル

【雲仙観光ホテル正面 (宿の公式HPより)】
Hotel

 私が九州の旅行のネタ本としている「九州遺産」という本には、九州の近現代の歴史的建造物が101件おさめられており、いずれも歴史的価値の高いものばかりである。
 そのうちホテル部門で唯一つ選ばれているのが「雲仙観光ホテル」である。
 九州には立派なホテルがいくつもあるけれど、そのなかでこのホテルのみ選ばれたのにはもちろん理由があり、それは建物自体の価値と、その歴史的役割による。

 かれこれ80年ほど前、戦前の日本は財政難に苦しんでいた。その当時日本は輸出が不振であり、地下資源の乏しい日本は外貨獲得の手段に乏しかった。そこで外貨を得る方法として観光を思いつく。日本全国の風光明媚なところに、外国人の好むような豪奢なホテルを建てて、そこにどんどん観光に来てもらおうと思ったのである。
 複雑な地形を持つ日本ゆえ、山、海、湖、・・・風光明媚なところはいたるところにある。そこから15ヶ所を選りすぐって、多額の費用をかけて本格的なホテルを建設した。いわゆる「国策ホテル」である。
 考え方としては、悪くなかったとは思うのであるが、選んだところが悪かった。赤倉、阿蘇、唐津、松島、河口湖、中禅寺湖と、たしかに風景は良いが、交通の便の悪い、いわゆる僻地ばかりである。現代よりはるかに交通に手間暇かかる時代、そんなところにわざわざ外国人観光客が来てくれるはずもなく、いずこの施設も建てたはいいが閑古鳥が鳴き、営業はまったくふるわず、年月を経るうち多くは廃業し、取り壊されるか、廃墟化していった。
 九州にあるもう一つの国策ホテル「阿蘇観光ホテル」は、そちらの部類で、今も山なかに廃墟として朽ちるままとなっている。

 そういう悲惨な経過をたどってしまった国策ホテルのうち、「雲仙観光ホテル」は80余年間を生き残り、建築当時の重厚な姿を伝える数少ないものの一つであり、ゆえに国から文化財に指定されている希少なものなのである。

 今回雲仙岳を訪れたついで、不思議物件めぐりの一環として、このホテルに泊まることにしてみた。

【フロントロビー】
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 入ってすぐのフロントロビー。年期の入った太い木の柱や梁、大きな絨毯、高い天井。山岳リゾート風の意匠が、存在感高い。
 このホテルにはエレベーターはなく、階段を使っての移動になるが、それもまた味があってよい。廊下の天井も高く、ふんだんに使われている手入れの行き届いた木材とあわせて、「奈良ホテル」に似ているなと思って、案内のスタッフにそう言うと、「みなさま、同じ感想を言われます」とのことであった。

【図書室】
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 ホテル内には図書室、ビリヤード場などもあり、どれもクラシカルな雰囲気十分。

【眺め】
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 ベランダからは雲仙の街が眺められる。
 すぐ近くに雲仙地獄があることもあり、街のいたるところから蒸気がふき出ている。

【大浴場】
Bath

 大浴場は、湯量豊富な雲仙にしてはこじんまりした感じ。しかし、浴場全体の雰囲気はレトロかつクラシックで風情がある。

【レストラン】
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 食事はダイニングルームにて。
 この部屋がまた広くて、柱からアーチ型に支えられた天井も高くて、いかにもクラシックスタイルである。給仕のスタッフも正装であり、それも加えてさらにクラシックな雰囲気だ。

【ディナー】
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 オードブル:子牛のパテ 自家製ピクルス添え、帆立とオマール海老のボローバン、魚料理 鮮魚のムースリーヌ ノイリー風味の雲丹ソース 肉料理:黒毛和牛ロース肉の炭火焼

 料理は建物と同様にクラシカルスタイル。余計な創作性やいじったところはなく、堂々のストレートを行くフランス料理であり、いずれも普通に美味しい、旅先で安心して食べられるものであった。

【デザート】
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 デザートもまた本格的。いくつものスイーツがワゴンサービスで運ばれ、取り放題である。こういうのに慣れた外国人なら全種類制覇も可能であろう。

【夜の花火】
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 冬の雲仙の週末の特別サービス、花火大会。
 街の中心部から幾発もの大きな花火が打ち上げられ、冬の澄んだ夜空に広がる様は、たいへん趣がある。

【夜の花火】
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 もっとも冬なので、ベランダから見ていると寒くてしかたないから、しばらくして部屋に入り、ベッドに寝転がってガラス窓越しに花火を眺める。
 暖房の利いた部屋から、冬の花火を見る、これもいいものであった。

 建物、施設、部屋、調度品、ダイニングルーム等々、いずれもクラシカルスタイルで非日常感があじわえたホテルで、もう一つ冬の花火という非日常感も楽しめた一日であった。

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February 04, 2017

登山:雲仙岳

 2月に入って寒波が遠のき、九州の山々から雪が消えてしまった。
 それでもひょっとして霧氷くらいは見られるのでなかろうかと期待して、霧氷の名所、長崎は雲仙岳へと出かけてみた。

【池ノ原】
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 雲仙岳の登山口はいろいろあり、オフシーズンは仁田峠から登るのが一般的であるけど、仁田峠は標高が高過ぎて、そこから登るとすぐに妙見岳に着いてしまうので、池ノ原から登ることにした。
 しばらくはゴルフ場が隣にある舗装路を歩き、やがて階段のある山道となり、そして仁田峠へと着く。

【仁田峠】
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 観光名所でもある仁田峠。春にはミヤマキリシマが咲き誇る。
 2月は雲仙は霧氷が有名であり、観光客も多く訪れるのだが、本日は暖かく、霧氷はなさそうなので、駐車場は閑散としていた。

【ロープウエイ展望所】
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 仁田峠からの登山道を、ロープウェイを横目にみつつ、終点駅の展望所に着く。

【妙見岳】
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 展望所からすこし歩くと、妙見岳に着く。ここは寒い時期だと霧氷のトンネルができるのだけど、残念ながら今日はこういう具合に枯れ木のトンネル。

【国見岳】
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 妙見岳からはまずは国見岳へと登る。
 正面に見える平成新山のドームが迫力ある。

【鞍部】
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 国見岳からはいったん鞍部に下りて、それから普賢岳へ登り返し。

【平成新山】
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 普賢岳へは新登山道を使って、御鉢巡りのような感じで行く。
 この新ルートは平成新山をすぐ前に見られ、変化にも富んでいるけど、一方通行なので紅葉茶屋方向から登らないようにする必要がある。
 活発な活動は終えた平成新山ではあるが、いまも蒸気が立ち上り、まだまだ立ち入りは無理なようである。

【霧氷沢】
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 普賢岳の山頂下に、霧氷沢という、霧氷のよく出来る名所があるのだけど、ここにも霧氷はなかった。

【普賢岳】
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 平成新山を離れ、それから普賢岳山頂へ。
 このあたりで天気が崩れ、みぞれが降って来たので雨具装着。下山するうち、天気は回復したので、山のなかのみの現象であったようだ。

【登山口】
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 普賢岳からは、あざみ谷ルートで下山。
 ロープウェイ乗り場近くに、普賢岳神社の拝殿があり、ここが登山口。
 もっとも、まだ池ノ原までは続きがあるので、さらにだらだらと下っていった。

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January 28, 2017

登山:雪の三俣山

 1月中旬九州に来た大寒波は去って、また暖かい日が続いている。
 しかし牧ノ戸のライブカメラを見ると、雪が微妙に残っていたので、雪を求めて先週に引き続き九重へとでかけた。

【阿蘇五岳】
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 瀬の本から大曲に向かったが、その途中の展望所からの阿蘇の眺め。
 霞のごとき、雲海が線上にたなびいている。

【硫黄山林道】
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 大曲登山道から硫黄山林道を歩く。正面に見える三俣山は、先週に比べてぐんと雪が減っており、山肌の多くが見えている。

【すがもり越】
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 すがもり越から三俣山に登る。雪は、えぐれた登山道のなかにしか残っていないようだ。

【久住山系】
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 ある程度の高さを登ったところから見る、久住山系の北側のながめ。
 けっこう雪が残っており、ここを登ると楽しそうであるが、あいにく北側から星生山や硫黄山に登るルートはどれも閉鎖中である。

【三俣山西峰から】
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 西峰に登り、本峰方向を眺める。やはり雪は少ない。

【三俣山本峰】
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 本日は好天であり、登山者も多かった。
 三俣山は本峰が終点ではなく、ここが御鉢周りのスタート地点。

【登山道】
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 本峰からの下りは斜面が北側ということもあり、雪が豊富に残っていた。

【登山道】
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 鞍部におりる。大鍋は雪原となっていたが、ここはあとで寄ることにする。

【北峰】
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 鞍部から北峰へと登る。北峰まではトレースがあったが、北峰からはトレースはなく、そこからはときおり膝まで沈むラッセルをして進んでいく。

【登山道】
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 御鉢巡りの道はこのように、登山道のみ雪が残っていた。

【大鍋】
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 大鍋に下りて、しばし散策。案外と雪は積もってなくて、よほど登山道のほうが雪があった。日当たりの関係でしょうね。

【登山道】
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 南峰への登り返し。
 大鍋に寄っているあいだに、本峰で休憩していた5人組のグループに先行されたので、ここからは立派なトレースがある。で、楽ではある。

【IV峰から】
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 南峰、IV峰とまわって、御鉢巡りは終了。ここから西峰経由で下山。

【登山道】
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 林道を歩いていると、雪だるまがお出迎え。
 本日は好天であり、雲一つない快晴であった。気温は、登っていて暑くなるほどの高さであり、春なみであった。 この気温は当分続き、今週で九重の雪はあらかた溶けてしまうであろう。
 さて、次の寒波はいつ来ることか。

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January 21, 2017

登山:雪の久住

 正月が過ぎたあとは温暖な日々が続いていたが、1月中旬から寒波が九州に届きだし、ようやく雪山のシーズン到来となっている。
 そして第3週は寒波は九重に届いて、金曜日に九重山系に雪が降り、土曜日に好天という、雪山登山に絶好のコンディションとなったので、さっそくでかけてみた。

【牧ノ戸登山口】
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 牧ノ戸登山口の駐車場は、九州の雪山好きがこぞって集まっている。

【登山道】
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 本日は雪が多く、登山口からアイゼンを装着しての登山である。
 牧ノ戸登山口から登って、次の休憩所から三俣山を眺める。雪の季節の三俣山はじつに美しい。

【登山道】
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 沓掛山の近くから、登山道と三俣山を眺める。雪道の登山道と、霧氷の山々が白に染まっている。

【西千里浜】
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 牧ノ戸登山道からの、最高のビュースポットが西千里浜からの、星生崎と久住山のツーショット。

【久住山】
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 まずは、この登山道の主役久住山に登ってみよう。

【久住山山頂】
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 久住山山頂から、蒼天のもと、さえぎるものなき360度のパノラマを楽しむ。
 向いに見えるは、星生山。

【御池】
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 冬に久住山を登ったら、凍れる御池は必ず寄るべきところ。
 天狗ケ城に登っていき、高度によって微妙に眺めの変わる御池を眺める。

【中岳】
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 天狗の次は、九重山系最高峰の中岳へ。
 山頂標識の海老の尻尾が見事。

【御池】
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 中岳から御池に降りて、厚い氷の上を歩いて、横断。
 これだけ分厚いと安心して歩くことができる。

【西千里浜】
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 御池からは星生山に登る。稜線から、西千里浜を眺めるが、午後になってかなり雪が溶けてしまっており、登山道に土が露出している。

【星生山】
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 星生山は雪が積もったら真っ白に染まるのだけど、まだ雪の量が少なく、岩肌がけっこうむきだしになっている。

【星生山山頂から】
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 星生山山頂からの眺め。
 硫黄山から、硫化水素を含んだガスがもうもうと吹き出ている。

【登山道】
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 星生山から、登山口にむけて下山。途中にあるこの樹々は九重に激しい風によって、枝が一方向に伸びているのだが、雪が載っていると、さらにその迫力が増す。

【登山道】
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 牧ノ戸近くの休憩所。
 雪遊びに来ていた人たちが作ったと思われる、雪だるまがあった。


 純白の雪と、それに澄み切った青空、それがつくる美しい景色を存分に楽しめた登山であった。


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2017


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January 14, 2017

雪の多良岳&竹崎蟹

 年が明けてから暖冬となっていた平成29年であるが、中旬になって本格的な寒波が到来し、ようやく山に雪が積もるようになった。しかし、この寒波は九州では北部にのみの到来で、九重あたりには雪は降らなさそうである。

 それで、寒波が届いている範囲にある山をいろいろ考え、佐賀の多良山系ならまず雪が積もるであろうと予測した。そして多良岳といえばすぐ近くに太良があり、竹崎蟹の名所である。登山および下山後の竹崎蟹を楽しみとして、佐賀県多良へGo。

 有明海沿いに車を走らせ、多良山系に近づくと、よく晴れた好天のもと、多良山系の稜線のみに雲がかかっており、明らかにそれは雪雲である。この時点で、雪山を楽しめることが決定。

【登山口】
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 中山キャンプ場駐車場に車を止め、多良岳神社から登山開始。

【登山道】
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 多良岳はよく整備された山であり、案内標識も多い。

【登山道】
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 登山口あたりは雪は積もっても降ってもなかったが、高度を上げて行くにつれて、雪がちらほらと降りだした。木のあいまからすぐ近くに多良岳が見え、さほど時間がかからず登れそうに思えたが、登山道はいったん山の周りをまわるような平坦な道となり、なかなか近付けない。

【登山道】
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 登山道はやがて雪道となる。

【登山道】
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 鞍部に出て、それから鳥居のある石段を登る。
 多良岳は信仰の山であり、いたるところに祠や鳥居、梵字がある。

【登山道】
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 山頂近くは岩場が多く、難所が続いている。ロープ、鎖を適宜使って注意深く登って行く。

【多良岳山頂】
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 山頂までの登山道は先行者の足跡3人だけの、人の少ない静かな山行であったが、山頂近くになると活気ある声が響いきた。着いてみれば、別方向から登って来た若者たちで賑わっていた。
 広い山頂には多良嶽三柱大神を祀った石祠がある。本来なら展望のよい場所なのだが、薄い雪雲のせいで眺めはよくなかった。

【金泉寺】
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 山頂からはいったん金泉寺に引き返す。
 ここには本格的なつくりの立派な山小屋があり、中にはいってみたら、ストーブで薪を焚いており、暖かくて、いい雰囲気であった。
 もっともストーブの周りに腰かけくつろいでしまうと、外の寒気のなかに出る気が萎えてしまうだろうから、休憩は暫しにとどめ、小雪の舞う登山道へと戻る。

【登山道】
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 下山は中山越経由の道をたどる。
 経ヶ岳への縦走路でもあるこの登山道は、変化に富んだおもしろい道であった。

【中山越】
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 中山越に到着。ここからは経ヶ岳も近いが、往復すると日が暮れる時間帯に入っていたため、そのまま林道へおりていく。

【林道】
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 中山キャンップ場へは、林道と歩道を使いながら、ほぼ平坦な道を歩いていき下山。

【竹崎蟹@太良】
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 中山キャンプ場からは30分ほどで太良へ到着。
 そして太良の名物、竹崎蟹を食おう。
 九州では蟹といえば渡り蟹であるが、その渡り蟹のなかでも、有明海の豊潤な栄養素によって育まれた竹崎蟹は、身がたっぷりつまっていて、とても食べ応えがある。それゆえ値の張る蟹なわけだが、どういうわけか太良の蟹宿では、どこも原価割れみたいな値段でこれらを供しており、いまだにその仕組みがよく分からない。まあ、客にとってはたいへん有難いことなのだけど。

【有明海の夜景】
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 太良のもう一つの名物は、干満の差が大きい有明海の展望。とくに潮が遠くまで引いた、大きな干潟はここならではの眺め。
 しかしながら今回は干潮の時間と滞在の時間がうまくかみ合わず、その大きな干潟を見ることはできなかった。
 それでも、空気の澄んだ冬の夜、皓皓と照る月が、静かな海にその姿を映すさまは、見ていて飽きないものがあった。

【太良岳】
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 翌日は見事に晴れ、寒波は後退して、雪雲も払われてしまっていた。
 でもそのおかげで、多良岳の姿を太良から見ることができた。

 九州の寒波は週末の数日だけで終わってしまった。またしばらく雪山はお預けとなる。

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December 24, 2016

クリスマス・イルミネーション@聖心ウルスラ学園

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 LEDの普及もあって、いまや日本全国の冬の風物詩となったイルミネーション。
 私の住んでいる所の周りにも、民家の小規模なものから、商店の中規模なもの、公共施設の大規模なものまでいろいろとあって、にぎやかでよろしい。
 ただ、冬のイルミネーションの元ネタって、クリスマスツリーの装飾からなのであって、幾多のイルミネーションのなかには、本道をいく宗教的で厳かなものも、あるなら見てみたい。

 延岡市にあるミッションスクールの聖心ウルスラ学園の正面玄関に、その元ネタに近いイルミネーションがあるという記事が地方誌に載っていたので、見にいってみた。

 今から2000年以上も前、ベツレヘムの馬小屋でイエスが生まれ、救世主の誕生を告げる神の声に従い、東方の三博士、そして羊飼いたちが訪れ祈りを捧げたという、聖書の記述を再現した模型像がイルミネーションによって輝いている。
 厳かであり、そして華やぎにも満ちている。
 これぞクリスマス・イルミネーションというべきものであり、いいものを見せてもらいました。

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December 17, 2016

久住レゾネイト@久住町

 久住レゾネイトは九重連山の南側の山麓に位置するリゾートホテルであり、九重に南側から登るときに便利なので、今回利用してみた。

【施設と風景】
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 九重の宿泊施設は、やまなみハイウエィ側のほうが数が多い。そちらは山のなかなので、周囲は山ばかりであるが、南側の山麓だと竹田市方面に向かって高原となっているので、広々とした風景が楽しめる。北側にはもちろん九重の山群があり、朝のモルゲンロードが美しい。

【部屋】
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 部屋は山荘風に、木材をふんだんに用いたもの。
 部屋のなかには半露天風呂もあるが、部屋のものは温泉でないので、湯質をたのしみたいなら大浴場がよいでしょう。

【夕食】
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 夕食は和食・洋食から選べるが、宿の雰囲気からは洋食があっていると思う。
 オードブルは新鮮な野菜を用いたバーニャカウダー。オマール海老と海老芋のエクレア。メインの魚料理は、サーモンと貝類、野菜を包み蒸しにしたもの。肉料理は豊後牛のロッシーニ。
なかなか本格的なものである。
 今回は日が暮れていたので見えなかったが、日があるうちはこのレストランからは高原から祖母傾に到る雄大な景色が眺められるので、ワインを傾けながらこの料理を食べていると、優雅な気分にひたれると思う。

【露天風呂】
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 温泉の質は、ミネラル成分が豊富なものであり、じっくりと温もれる湯である。
 眺めは当然良く、高原のホテルならではの魅力あふれる露天風呂である。

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雪の大船山@平成28年冬

 毎年、毎年、雪の降る時期の予測が全く立たなくなっている九州だが、12月第三週に突発的に寒波が訪れ、週末は雪山が楽しめることとなった。
 それで、九重へとGo。

【登山口】
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 今回は久住レゾネイトを起点として出発して大船山を目指す。
 本日は絶好の好天で、青の色も深い。

【くたみ別れ】
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 しばし登ると、この地区の名物の山桜が4千本植えられているところへ。
 春に来ると、絶景が楽しめる場所である。

【登山道
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 今シーズン初めて九重に積もった雪は、このルートはまだ誰も通ったことがないようで、獣の足跡以外何もない雪道をずっと登って行く。

【佐渡窪】
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 九重にいくつもある窪地の湿原の一つ、佐渡窪。
 雪がふんわりと積もっている。

【登山道】
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 雪道を通っていくうち、アセビの群落が現れる。
 赤い花穂と、バックの青空、白い雪、見事なコントラスト。

【鉾立峠】
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 登山道を登りつめると、鉾立峠。いきなり目の前に三俣山が見え、迫力あります。

【立中山】
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 鉾立峠からしばし登ると、立中山。
 ここからしばらく下りになるので、ここでアイゼンを装着した。

【登山道】
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 立中山からもずっと新雪である。

【登山道】
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 下りが一段落する頃、灌木帯となり、目指す大船山の姿がくっきりと見える

【登山道】
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 やがて道は、坊がつるからの道と合流。
 ここまでは一人での、新雪に足跡を刻みながらの登山であったが、さすがにここからは登山者がいるので、トレースをたどりながらの登山となる。

【段原】
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 登山道は稜線に出て、大船の美しい姿を近くに見ることができる。

【登山道】
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 稜線に出ると、しばらくはなだらかな道になる。
 冬期はここでの霧氷が名物なんだけど、好天で気温も上がっていることから、既に溶けたみたいで、霧氷は見ることができなかった。

【大船山山頂】
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 山頂に到着。
 ここからは、やはり三俣山方面、坊がつるを見る景色が絶品。

 春、秋は登山者でにぎわう大船山だけど、雪の時期は人が少なくなる。
 今日も大船山で出会った人は、単独行の人たち、3人だけであった。
 これは雪の九重が人気がない、というわけでなく、大船山のアプローチの悪さに問題があるのであろう。牧ノ戸から容易に登れる久住のほうは、冬でも大人気なわけだから。

【御池】
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 冬の大船山の名物「凍れる御池」は、半端に凍っていた。

【御池】
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 御池まで下りて、氷の厚い周辺の部位を歩いてみた。

【登山道】
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 御池からは岳麓寺方向へ下山する。
 好天のもと、祖母山、傾山がくっきりと見える。

【入山公廟】
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 このルートの途中にある、「入山公廟」にお参り。

【登山道】
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 やがて道は、舗装道に出る。

【登山道】
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 舗装道に出てからは、元の登山口に向かって、舗装道を6km黙々と歩いていくのみ。
 久住レゾネイトが奥に見えるけど、遠いなあ。

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December 11, 2016

青島太平洋マラソンを走ってみた

Aosima

 宮崎県最大のスポーツイベント、青太マラソン。
 7年前に職場のイベントで、この大会のハーフマラソンを走ったことがある。ハーフのコースは、メインである宮崎中心街から宮崎神宮までの道を走らないものであり、本当の魅力を味わえなかったので、いつかはフルマラソンを走ってみたいと思っていた。
 しかしハーフでもけっこうきつかったのに、フルマラソンはもっときついに決まっているので、エントリは躊躇していたのだが、青太マラソンの人気がどんどん高まり、来年からは抽選制になるらしいとのことだったので、確実にエントリできる最後のチャンスである今年の大会に、エントリしてみた。

 出場するからには完走はしてみたい。
 そして青太マラソンは、制限時間が6時間半とけっこう緩めなので、まあ完走はできるだろう。
 前回のハーフは2時間7分で走っているので、今回は前半2時間半、後半3時間半は可能だろうから、そのペースで計6時間くらいで走ることを目標とした。

 そして当日を迎える。見事なまでの快晴であった。しかも気温も低めで、絶好のマラソン日和である。
 私は最後尾のFグループであり、号砲が鳴ってもぜんぜん進まないなか、800mくらい余分に歩いたのち、ようやくゲートをくぐれた。
 登山でもそうだが、この手のスポーツは最初の15分くらいは調子がでないけど、エンジンがかかってからは快調に身体が動く。そして気候のコンディションが良く、また日頃見なれた街のなか、車道を大勢のランナーが独占して走るのも面白く、大変気持ちよく走ることができた。それこそ途中に「日向市まで67km」という標識が出ているのを見て、日向市まで走ってみたいなあ、などと不遜なことを思ってしまったほどに。

 しかしながら30kmを過ぎ、サンマリン球場に近づくころに、足の調子が急におかしくなりだした。筋肉があちこち痛くなり、足が前に進むのを拒否するのである。だからといって、立ち止まったり、歩くわけにもいかず、ここは気力で足を前に進めていくしかない。ペースもぐっと落ちて来る。
 この30kmの壁はおそらくマラソン特有のものらしく、あとでSNSにずらりと載っていたランナー達の完走証をみると、みな30kmまでは同じようなペースで走っていても、30km過ぎるとぐっとペースが落ちていた。これは速い人も遅い人も同様である。

 そういうわけで、30kmを過ぎてから、「真のマラソン」に遭遇することになり、トロピカルロードに出てから見える、折り返し点の青島がずいぶんと遠くに見えてしまった。そして折り返し点を過ぎてから見えるサンマリン球場がまたやたらに、絶望的に遠く見える。あと5kmなんだから、頭のなかではたいした距離ではないことは分かっているのだが、すでにダメージを受けている身体がその感覚を拒否するのである。
 30km過ぎてからは、マラソンはまさに気力のスポーツと化し、前半と別のスポーツに化ける。一種の修業である。その過酷な修行を経て、ようやくフィニッシュのゲートをくぐったときは本当にほっとした。もう走らなくていいんだ、もう立ち止まっていいんだ、それがとてもうれしい。

 そして完走証と完走記念品を受け取り、着替え場に行って着替えていると、気分が悪くなり、頭がふらふらした。これは以前ハードなサイクリングで経験したハンガーノックだとすぐ気付き、記念にもらったマンゴーメロンパンをただちに食べ、そして復活。必ず食いながら行うサイクリングと違って、マラソンは栄養補給はしなくてよいスポーツと思っていたら、そうではなかった。

 フルマラソン、やはりやってみないと分からないことが多々ある。
 そして肝心のタイムは、4時間台後半であった。予想より早かったのは、周りのランナーのペースに引きずられたせいだと思う。平凡なタイムだけど、50過ぎた中年男の初マラソン挑戦にしては、がんばったたぐいではあろう。

 なにはともあれ、長年の宿題を一つやり遂げた満足感は大きい。
 また、最後の10kmはともかくとして、走ることの爽快感もじゅうぶんに味わえた青太マラソンであった。来年も、エントリにトライしてみようかな。

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Aotai_2016

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December 05, 2016

河豚料理を「勝しん」@宮崎市で

【河豚の唐揚げ】
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 良い天然河豚が手にはいったとのことで、「勝しん」で河豚の会。
 ここの店の名物、河豚のジャンボ唐揚げ。
 河豚は刺身と鍋が主役なので、そちらのほうに身を多く用いるのが普通だが、この店は骨にたっぷり身がついた状態で揚げるので、なんとも豪華な唐揚げとなる。身は弾力豊かで、そして旨味も十分。
 こういう河豚の唐揚げはこの店以外ではそうそうみないので、この店に河豚を食べに来る人はぜひともこれも予約をしておきましょう。

【刺身に白子】
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 唐揚げ以外にも、もちろん刺身、それに白子焼きがあり、こちらも当然ながら美味である。

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December 04, 2016

田中サイクル平成28年納会

 月日の立つのは早いもので、平成28年が明けたら、あっというまに師走になってしまった。
 そして寒くなってくる時期、本年度の走り納めが本日行われる予定であったが、あいにく朝から雨が降り中止。

【虹】
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 やがて午後に雨があがり、西空には壮大な二重の虹が。
 これは印象的な虹であり、県北の人たちのSNSによくUploadされていた。

【納会】
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 サイクリングは中止になったが、納会は当然予定通り行われた。
 今年も楽しく無事にサイクリングを楽しむことができたが、また来年も楽しもう。

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December 03, 2016

登山:晩秋の英彦山

 12月になり、もう紅葉は散っているであろう晩秋の英彦山を訪れることにした。
 天気はみごとに晴れて、いい登山日和である。

【表参道】
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 別所駐車場からしばし舗装路を歩いたのち、中宮への石段が続く参道を登って行く。
 杉林が続くうち、高度を越えたあたりから自然林もちらほら現れ、そして葉はもう落ちていた。
 こういった石段、あるいは石段もどきの道を登って行くと、山頂にたどり着く。

【中岳から】
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 中岳から山頂公園を望む。
 今日は天気のよい登山日和なので、登山者でにぎわっていた。
 英彦山はよく整備された登りやすい山なので、ここら周辺の人たちの憩いの山となっているようだ。

【北岳へ】
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 前回は鬼杉コースで南岳経由で中岳に登ったので、今回は北岳経由で下ってみることにしよう。

【鞍部】
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 北岳を越えてしばし高度を下げたのち、鞍部にいたる。ここを下って行けば、そのまま豊前坊に出るが、前に見える小ピークが展望所になっている雰囲気があったので、そこへ寄ってみることにした。

【望雲の頭】
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 この小ピークは「望雲の頭」という名前がついていた。いかにも展望のよさそうな名前であるが、木立が生い茂っており、展望はよくない。まあ、上の雲は見えるから、名前は間違ってはいないのだが。
 ここをもう少し進んでいったら、道は下りとなり、そして薬師峠方面に抜けるという標識があったので、そこで引き返した。

【鞍部から】
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 鞍部からはよく整備された道が続く。

【柱状節理】
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 鞍部よりしばし下ったところに、柱状節理が。
 ここにもかつて阿蘇山の溶岩が迫ってきたのだな。

【シオジ林】
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 登山道はやがて葉を落とした樹々の林のなかに入る。
 シオジという樹であり、この広大な群落は英彦山の名物である。

【望雲台へ】
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 登山道を下って行くうち、特徴ある岩峰群が見えて来る。
 そして「望雲台まで0.1km」という標識があったので、それに従い寄ってみることにした。
 岩峰の間の急傾斜を鎖を使って登って行く。左手の鋭い岩峰が「望雲台」なのだろうか?

【望雲台へ】
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 鎖を登り切ると、予想と違って道は岩峰には向かわず、右方向へ。
 前方に鎖をかけたポールが並んでいるのが見えるので、あれに沿ってさらに登るようである。

【望運台】
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 先ほど見えていたポールのところに行くと、ここで行きどまっていた。どうやらここが「望雲台」のようだ。しかし、これは「台」ではなく、板あるいは壁だよなあ。なにか表示がおかしいと思いつつ、しかしここからの展望は大変良かった。

【展望】
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 すぐ近くには特徴ある山容の鷹巣山が見える。そして本日は好天だったので、豊後灘が水平線までよく見渡せた。

【望雲台?】
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 素晴らしい展望を楽しんだのち、望雲台を下りたが、降りたところに巻き道があるのに気付いた。
 そこでつらつら思うに、今のところが本当に「望雲台」か疑問に思えて来た。あれは、どう考えても「台」ではない。「台」と名のつくところは平たいスペースがあり、そこで人がくつろげるはずだ。しかし、今のところは人が座るスペースさえないナイフエッジである。
 そして巻き道は、左手の小ピークにつながっており、(写真の赤印の岩)、ここがじつは本当の「望雲台」であり、今登ったところはトラップなのではかと思い、その岩に行ってみることにした。

【岩】
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 で、岩の基部についたが、手がかり足がかりはそれなりにあるが、・・・こりゃクライミングシューズ履いてないと登れないな。そんなものいちいち持ってきてないので、ここで終了。
 それとともに、さっきのところが本当に「望雲台」ということも判明した。

【豊前坊高住神社】
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 登山道に戻り、下っていくうちホルスタインの像が目立つ豊前坊高住神社に到着し、ここでいちおう登山道は終点となる。
 この神社は農耕を祀った社でもあるゆえ、牛の像が奉納されているそうだ。

【九州自然歩道】
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 神社からは、杉林のなかの自然歩道を歩いて、駐車場へ戻って行くのみである。
 ゆるやかな下りの、静かな自然歩道をもくもくと歩いて行こう。


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December 02, 2016

旅館:かやうさぎ@日田市琴平温泉

 平日の午後に日田市に行かねばならない用事ができた。日田市は日帰り圏であるが、翌日が土曜なので、ただ行って帰ってくるのももったいなく、日田市で一泊して翌日は近くの山である英彦山に登るプランを立てた。
 それでネットで宿を探してみると、日田市には温泉があることを初めて知った。日田市は、名水、豆田町、それにサッポロビールが有名であり、日田市を観光目的で訪れる人はたいていこれらを目的にしているわけで、温泉はあまり有名でないのだが、あったんだ。
 とりあえず、その日田市の琴平温泉の宿「かやうさぎ」を予約し、用事を済ませたのちに宿泊。

【かやうさぎ】
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 かやうさぎは、古民家を使った宿であり、相当な年月を経た建物である。そしてその木材は丁寧にメンテナンスがされており、いずこもまるで毎日磨きあげたかのようにツヤツヤとしていた。

【高瀬川】
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 宿の傍には川が流れていて、部屋でくつろいでいると、川の音、それに鳥のさえずりが聞こえてくる。

【夕食】
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 夕食は会席料理。
 温泉宿によくある「分かりやすい御馳走系」ではなく、前菜、お椀、向附、焼きもの、煮物、と本格的なものである。 素材もなかなか良いものを使っており、全般的に料理のレベルは高いものであった。

【温泉】
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 肝心の温泉はというと、炭酸系のやわらかい、よくあたたまる湯が掛け流しで豊富に流されている。
 晩秋の寒い朝、もうもうと湯気のあがるなかの温泉はたいへん気持ちよいものであった。

【朝食】
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 朝食は炊き立ての御飯が釜で持ってこられ、この御飯がツヤツヤと炊かれ、とても美味しい。これを宿自慢の卵で卵御飯にして食べるとさらに美味である。

 近くに有名な温泉地がいくらでもあるのなか、温泉目当てで日田市に来る人はそういないだろうけど、日田市の温泉、それにこの温泉宿の実力はあなどるべからず。さすが、温泉県大分、いい温泉地を豊富にそろえています。

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November 26, 2016

りょうりや ステファン パンテル@京都市中京区

 フランスの三ツ星レストランで修業した経験を持つフランス人シェフが、奥さんの母国である日本に来て、フランス料理店で働いていたところ、京都の和食を味わっているうちに、その素材、調理法に感銘を受け、和食とフランス料理の融合性に自分の新たな料理の可能性を感じ、そこからインスピレーションを紡ぎだして、創作系フランス料理をつくっている店。
 京都ならではといえる独自の高みにある料理をぞんぶんに味わうことができます。

【Hors-d’oeuvre】
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 前菜はしめ鯖料理から。
 京都はやっぱりまずはしめ鯖なのである。
 当然ながら普通のしめ鯖ではなく、シャンパンビネガーを使ってしめている。これに柿と祇園豆をあわせて。上にのっているのは生クリームで、それに炙ったピスタチオを散らしている。色どりあざやかで、見た目も、そして食べた味もにぎやかで豊かな料理。

【Hors-d’oeuvre】
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 この店のスペシャリテ。フォアグラのコンフィ 奈良漬け巻き 南国フルーツソース。
 シェフが奈良漬けを食べたとき、これはフォアグラに合うのではないかと思い、それから創作した料理で、これによってシェフ流の料理がスタートした、記念碑的料理。
 たしかにとても美味。そして、この料理の主役フォアグラの質がとてもよいこともまた特筆ものである。

【Hors-d’oeuvre】
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 スープは、かぼちゃのポタージュで、中には茸のソテー、トリュフ入りの白いクリームのなかには赤味噌が入っていたりして、非常ににぎやかな料理。

【Hors-d’oeuvre】
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 ホタテ貝のソテーに、それにいろいろな種類の人参を、様々な料理法で。
 人参はどれも火の入れ方が違っており、それぞれが独自の美味しさを主張していている。

【poisson】
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 魚料理は甘鯛。やはり京都の魚は甘鯛の若狭焼き、というわけなんだが、大胆にアレンジされている。甘鯛は海老芋を摩り下ろしたものと一緒に焼かれ、たがいに味を高めあってカップリングして出される。そしてその上には、甘鯛のウロコを焼いたものが載せられ、この歯ごたえがまたいい。
 そのまわりに京野菜が、甘鯛で出汁をとったバターソースが配され、ソースとともに食べればこれがすこぶる美味。

【viande】
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 肉料理は、京都産の豚を焼き、煮、揚げと様々な調理法で、元の素材の旨さを存分に引き出している。

【dessert】
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 デザートもまたレベルが高い。シェフはパテシィエの経験もあるので、料理全体、とてもレベルの高いものが一貫して楽しめます。


 京都に来ると、日本の和食の最高の地ゆえ、どうしても和食店に行きたくなるけど、これだけ食のレベルの高い地だと、素材の入手、料理人たちの活性等で、その他の料理のレベルも当然引き上げられてくるわけであって、「りょうりや ステファン パンテル」は、そういう京都の食文化の高さに影響されつつ、自分のスタイルを築きあげつつある良店であり、季節の移り変わりとともに幾度も訪れたい店だと、あらためて思った。

【Inspiration サイン】
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 シェフのステファン パンテル氏は、フランスから京都に来て、今の料理に開眼するまでの記録と、それにレストランで出す料理のレシピを著したものをinspirationという書名で出版しており、写真の美しさもあって、素晴らしい良書となっている。
 私はこれを購入しており、そしてパンテル氏にサインしてもらった。
 このサイン、筆書きでなされており、じつに見事。そして、ここまで日本文化に精通しているのかと、感嘆いたしました。

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紅葉の京都@平成28年秋

 山の自然の紅葉もいいけれど、植樹された庭園の紅葉もまたいいものである。
 その人工的紅葉の美の極致ともいえる、京都の紅葉を今年もまた見に行った。

【東福寺】
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 まずは京都でもトップクラスの紅葉が見られる東福寺へと。
 ここの通天橋は時期がうまくあえば、空気まで真っ赤に染まるような、一面の紅葉の世界のなかを橋で渡ることになるのだが、・・・あんまり時期がよくなくて、だいぶと散っており、先週くらいがピークだったようだ。
 それでも、おそらく今日が紅葉が見られる最後の週末らしいとの情報から、人が非常に多く、渋滞のなかの紅葉見物。

【醍醐寺】
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 続いては伏見に移動して、醍醐寺へ。
 ここは弁天堂に到る紅葉のトンネル、そして弁天堂の池に生える紅葉が見ものなのであるが、トンネルのところはまだ紅葉の時期になってなく、弁天堂周囲の紅葉は色づきがよくなかった。
 それでも一本だけきれいに紅葉している樹があり、それを写真に。

【南禅寺】
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 醍醐寺からは東西線で蹴上駅に戻り、南禅寺へ。
 ここの庭が私は好きである。
 紅葉は時期を過ぎていたが、それでも敷き詰められた紅葉もまた美しい。

【永観堂】
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 南禅寺から永観堂へ。
 紅葉の樹々の質は、京都のあらゆるところでもここが一番なのではなかろうか。
 一本、一本美しい紅葉の樹々があり楽しめたが、しかし多宝塔から境内全体を見下ろせば、紅葉はスカスカ気味であり、もう時期は過ぎていたことも分かる。

【知恩院】
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 紅葉はライトアップされればさらに美しくなるので、夜も紅葉見物へ。
 まずは高台寺に行ってみたが、とんでもない行列であり、入るのに相当な時間がかかりそうなのでパス。そして知恩院前に行ったらここも大行列なのであきらめ、青蓮院に行くとここも延々たる行列であった。
 結局、ライトアップ見物はあきらめ、知恩院前の紅葉のみ写真に撮ってみた。

 秋の京都は毎年来ていたが、ここまでの人出は初めての経験である。
 そしてこれから、京都を訪れる人は多くなることはあれ、少なくなることはないだろうから、ずっとこのような状況が続くのであろう。
 来年からは戦略をねりなおし、郊外、あるいは穴場を探して訪れることにしてみるか。

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November 25, 2016

寿司:ふく吉@大阪市東梅田

 大阪市の老舗寿司店「鮨処平野」が気にいって、大阪を訪れたときは「鮨処平野」およびそこで修業していたお弟子さんの店に行くことが多くなったが、今回もその一店「ふく吉」を訪ねた。

【お造り】
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 鯛と、カワハギ+肝。
 さすがに良い素材を使っている。

【カツオ】
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 カツオは生で。薬味はミョウガに刻みニンニク。ほどよく脂ののったカツオに、ニンニクがほどよく調和。

【モロコ焼き】
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 関西の高級魚、モロコ。
 この店はオープンキッチンスタイルであり、ツケ場でモロコを丁寧に焼いているのを見ることができる。そしてその焼き加減はたいへんよろしい。モロコの旨みと苦みが、噛めば一瞬で口のなかに広がって来る。

【香箱蟹+豆腐あんかけ】
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 今や全国的名物となった香箱蟹。そのせいで和食店はいずこもこの時期、小さな香箱蟹の処理で大変だそうだが、香箱蟹をそのまま出してはおもしろくないとのことで、豆腐と春菊を加え、それにあんをかけた、なんともにぎやかな料理となっている。
 そして、たしかに香箱蟹の内子外子と、豆腐との相性はよかった。

【アン肝 チーズ 奈良漬】
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 アン肝、チーズ、それに奈良漬けという、大胆な組あわせの皿。
 これらは全て酒によくあうけど、チーズ、あるいはアン肝と奈良漬けと一緒に食うとさらに美味さが増す。

【鰤の椀物】
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 前に来たときに驚いたけど、やはり今回も驚いたのがこの店の椀物。
 出汁が本格的なのである。澄み切っていて、繊細で、寿司店で出すには手間がかかり過ぎるだろう、と思ってしまうほどの逸品。
 そして肴全体がそうであったのだが、どれも和食としてのレベルが高い。
 それもそのはず、店主は元々は京都の老舗料亭で修業し、その後「鮨処平野」に移ってさらに鮨の修業を行い、その後独立したわけだから。

【鮨】
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 鮨はシャリはそれほど主張の強いものではなく、そしてかなりこぶりに握られ、つまりは酒の肴によくあっている。
 穴子は笹の葉をひいて炙っている。これは「鮨処平野」直伝のもので、こうすることにより姿美しく炙れ、また香りもよくなるそうだ。

 店主は朗らかな人であり、店内は笑いにつつまれアットホームな雰囲気である。これは「鮨処平野」「多田」でも同様であった。でもそれは関西の寿司店の特徴、というわけではなく、―他のいくつかの関西の老舗寿司店はそうでもなかったので、つまりは「鮨処平野」系の寿司店の特徴なのであろう。

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November 20, 2016

秋の行縢山

 週末は土日とも、曇り時々雨というさえない天気であったが、ひどい雨が降るというわけでもないようだったので、近場の行縢山にさらさらと登ってみることにした。

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 延岡道路から見る行縢山は、雲のなかに隠れており、これはまったく展望がきかないと思ったが、まあ紅葉なら見られるであろうと楽観的に考え、登山開始。

 滝見橋から見る紅葉は、なかなかのもの。
 行縢山はあまり紅葉する樹々がないのだが、この程度まで紅葉しているなら、私は満足である。
 枯葉のしきつめられた登山道を登って行き、そして山頂着。
 やはり山頂からは下界の展望はきかなかったが、それでも周囲の紅葉は見ることができた。


 延岡道ができてから、行縢山のアプローチはとても楽になった。
 気軽に行ける位置にこういういい山があるのは、ありがたいことである。

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